2015年12月20日日曜日

りんご



喫茶店で昼を食べようと思った。はじめての店だ。
看板にコカコーラのロゴが描いてあるような、どこにでもある喫茶店。
ドアを押すと、控えめにベルが鳴った。
「いらっしゃい。寒いわね、お好きな席にどうぞ…」
と初老のママが言う。チェーン店では絶対に聞くことのない挨拶。

早い時間に来たので、自分のほかに客はいなかった。
最初の挨拶からして、ベラベラと話しかけられるのを少し心配したのだがそんな事はなかった。
店の端では静かにNHKニュースが流れている。
ナポリタンを頼んで、静かに店内を見渡す。

内装は綺麗とはいえないが、掃除が行き届いていて、清潔なのがわかる。
手書きのメニュー。年季の入ったミル。歯の浮くような柄のテーブルクロス。ガタガタしない椅子。

ニュースとスパゲティを炒める音だけが静かに流れている。
メールをチェックしようと思ったが、やめた。この静寂にスマホは似つかわしくない。

その静寂を壊さないくらいの声で、お待たせしましたと言われ、ナポリタンが運ばれてくる。
ベーコンに玉葱、マッシュルーム、それと少量のピーマン。市販の粉チーズ缶。
予想通りのものだ。これでいい。
思ったより味は上品だった。油でベタベタもしていないし、ケチャップがしつこいわけでもない。
うまい。
ナポリタンとにらめっこをして、あっという間に食べ終わる。

よかった。満足した。
水を一口飲む。氷が入っていないのがいい。 この寒い日に氷はいらない。
しかし、なんだか完璧すぎる。「静かな町の喫茶店」のイメージそのものが具現化したようで、完璧すぎてなんだか変な気分だ。

そんな事を考えていると、目の前に小皿が置かれた。
「良かったら食べて。頂き物なのだけれど…」
そういえばお歳暮の時期だな、と思う。

一切れと半分のりんごだ。カウンターを見ると、切られたりんごがまな板の上に置かれている。
手で食べるのも変なのでフォークを取ろうとしたが、やっぱりやめた。ママの洗い物をひとつ増やすことになる。

卓上にある楊枝を一本取って、食べる。
何の変哲もないりんごだが、りんごの繊維がナポリタンの油を洗い流してくれる。うまい。
りんごを食べて水を飲むと、ナポリタンを食べた感覚はすっかり消え去っていた。
やはり完璧すぎる。完璧すぎて変な感じがする。

「ごちそうさま。美味しかったです。」
と言って、1000円札を出す。
「あらそう、良かった。また来てくださいね。お待ちしてますから。」
と言われ、300円を受け取る。

店を出ると冷たい風が吹いていたが、真上から日差しが降り注いでいた。
完璧だった。とてもいい気分だ。

今こうして感じている気持ちを大切にしたい。そう思った。

2015年11月29日日曜日

コメント返し ガンダムの話 狩られが上達するには?



こんにちは 橋本です

本当はリストカットの話を書こうと思っていたのですけど、初心者台の記事にコメントを貰ったのでそれに答えようかなと思います

匿名 2015年11月21日 14:28
こんにちは、いつも楽しく読ませていただいています。
私はこの記事で言うところの負け確側の人間です。
ガンダムもマキシブーストから始めたどころか、人生初めての対戦ゲームがマキシブーストだったので、3000戦やっても持ち機体での勝率が四割強(飽きっぽく他の機体も使うので総合では三割強)という有様です。勿論銅プレです。
この状況は、ガンガンだの連ザだのから経験を積んだ人たちばかりアーケードにいるから仕方のない事だ、そうした上級者から三回に一回勝てるだけでもいいじゃないかと思っていました。
しかし最近マキシブーストから始めたという人で私より対戦数が少ないのに銀プレ、勝率は六割超えという人と知り合い、衝撃を受けました。
これを才能と言って片付けるのは簡単だと思います。ゲーセンの対戦ゲームは勝てない人が好きというだけで続けられるほど甘いものではないとも思います。

前置きが長くなりましたが、この記事での初心者台の人々、負け確の人々が上手くなる、強くなるということは可能なのでしょうか?
私は勝ちたいという一心で3000戦やってきて、本当に最初の頃は百連敗しました。
大会や野試合の動画もたくさん見ましたし、ガンダムより文化が熟成されている格ゲー界隈の勝利論やキャラ選択論のブログ記事、プロゲーマーの本なんかも読んだりしました。
その結果少しはうまくなったと思いますが、中尉止まりです。
でも私より全然気楽そうにやっていて対戦数も少ないのに銀プレの人がいます。
才能なのでしょうか、真面目になりすぎて肩に力が入っているのでしょうか。
環境が悪いのでしょうか、狩ることのできるより弱いものがいないと勝ち癖はつかないのでしょうか。
才能なのだとしたら弱い人がゲームをやる意味はなく、本来淘汰されてしかるべきなのに惰性で続けてしまっているということなのでしょうか。
橋本さんも書き方から稼働初期より六割を常に超えてきたということだと推察いたしますが、スタートの所でついた差が埋まることはないのでしょうか?

長々とまとまりのない文章を書いてしまってすみません。この思考がまとまっていないところが勝てない理由なのかもしれませんね。
でも勝ちたいです。


俺レイアウトのセンスなっ!
驚きました、メチャクチャ見づらいんですけど。チカチカする。

あぁそうじゃなくて、これは多分マジレスしなきゃいけないやつだからマジレスします(いや自己満足のブログだから答えたくなかったら答えなきゃいいんですけど)

・私は勝ちたいという一心で3000戦やってきて、本当に最初の頃は百連敗しました。
→絶対盛ってるやろ

・マキシブーストから始めたという人で私より対戦数が少ないのに銀プレ、勝率は六割超えという人と知り合い
→そういう人もいるでしょうねぇ

・ゲーセンの対戦ゲームは勝てない人が好きというだけで続けられるほど甘いものではないとも思います。
→いや、たかがゲームですよ?やりたきゃ負けててもやりゃいいんじゃない?

・才能なのでしょうか、真面目になりすぎて肩に力が入っているのでしょうか。
環境が悪いのでしょうか、狩ることのできるより弱いものがいないと勝ち癖はつかないのでしょうか。

→知らね。

・この記事での初心者台の人々、負け確の人々が上手くなる、強くなるということは可能なのでしょうか?
知らね。

・橋本さんも書き方から稼働初期より六割を常に超えてきたということだと推察いたしますが、スタートの所でついた差が埋まることはないのでしょうか?
→知らね。



・でも勝ちたいです。
→そうですか…


以上です。それではまた。


嘘です。冗談です。
こういう事ばっか言ってるから貸切に呼ばれねーんだよ! 

いやでも、知らねって言ってるのは割と本心なんですよね、まあ言うまでもないことですけど

ウメハラ氏の書いた「勝負論 ウメハラの流儀」という本があります、そこにはウメハラ氏が勝負に臨む際の心境や勝負事の考え方が書かれています、勝負というものに向き合うにあたって非常に参考になる本だと思いますが、これを読んで俺がスト4全国プレイヤーになれるかと言えば、きっとなれないでしょう
同じようにイチローにもブルース・リーにもなれない

それは何故かというと、器質的な問題、練習量の問題も勿論ありますが、思考は言語化した瞬間に劣化するということも要素のひとつだと思います
思考を100%相手に伝えることはできるでしょうか、自分が思っていることをそっくりそのまま相手に植え付けることはできるでしょうか

絶対にできないでしょう、「言葉にできない」なんて言葉があるくらいです、思考を100%言語にするのは恐らく不可能です
だからこそ劣化を少しでも防ぐために言葉を重ねているのですけれど、だからコミュニケーションを取るときはそこを補完するように考えて見たり聞いたりしないといけません

そしてもうひとつは受け手と語り手のギャップです

誰かに教えを乞うときは腰が低くなります、ならない人はヤバいかも知れませんけど、腰を低くすると妄信的になりがちです
こう、俺が何かを書いてその通りにしたら、たちまち勝ちまくりで全てが変わると思っているかもしれませんけど、そんなこと絶対にないです、いま出会い系の攻略法について原稿を書いているのですけど、送るだけで女性が落ちる文面なんて絶対にないです
 
冷静に考えると当たり前のことなんですけど、でも何かを信じているときってそうなりがちです
ツーチャンネルのまとめブログもそんな感じですね、全員ポケモンgif騒動みたいなので炎上して消えればいいのに…

最後はこれも当たり前ですけど、俺が書いたことが正解とは限らないということ
名選手名監督にあらず、って言葉があります、名選手でもないけど、そういうことです

だから俺には正解なんか分かんないし、俺なりにこうしたらいいんじゃないかな~っていうのはあるけど、それが正解かは俺にはわかりません

だから、そういうつもりで読んでください


あ、その前に 俺これでも結構怒っているんでそれだけ先に書いておきます


なんでもかんでもコメントする前に少しは考えろよ。

格ゲー論とか読んでるって書いてあるけど、それ多分、何にも自分に活かされてないですよ。このブログからも何も吸収できてないでしょう。

自分は昔、ゴシップ雑誌で記事を書いていました
そういう雑誌はあなたみたいな人によって支えられています

たとえば「猫を飼っている女は寂しがり屋が多いからヤれる」 みたいなことを書いたら、猫を飼っている女を探して手当たり次第に声をかけるような人。

ドラクエで言ったら「さいごのかぎ」を永久に探している人。
んなもんねーんだよ。

ここで俺が「ウメハラ氏の本を読んでください、あの本には勝つために必要なことが全て書いてあります。完全に咀嚼して、飲み込んでください。」って書いたらこのコメントの人は熱心なウメハラ信者になるでしょう

記事に「ルーティーンに囚われているんじゃないのか?肉体のパフォーマンスを引き出せてないんじゃないか?」って書きましたけど、多分そのことも咀嚼してないでしょう。
何か試しましたか?
リプレイとか見て何かルーティーンに囚われているか観察しましたか? 
肉体が緊張しているということはどういうことか、考えましたか?
ガンダムやってるときに自分の身体がどうなっているか、観察しましたか?

してないでしょ?してないのによくコメントできんなオイ。

簡単に人になびくってことは、洗脳されやすく自分で考える能力の低い人です。
戦争だったら絶対幹部にはなれないタイプですね。



こういう人を見ていて思うんですけど、こういう風にアドバイスを求める人は本質的にその人のことを踏みにじっていると思います
だけど一見マジメに考えて言葉を発している風なのでだいたいこういう人が咎められることはありません
けれどもそういう書いてある事、他人が何を伝えたいのか、意思を読み取ろうとする作業をスッ飛ばして「俺は俺は俺は俺は俺は」って言うのって、本当に他人に対する侮辱だと思うんですよ
クソみたいな質問で他人を侮辱することはよくて、気に入らないことをしている人間に唾を吐くことは許されないのでしょうか どちらもやっている事は同じだと思うのですけど



この人、多分これを読んで結果が出なかったらまた、どこかの崇められる人を探しに行くでしょう
俺に救いを求められても、正解は人それぞれなんで何が正しいとかは多分ありません
ただ出来るのは、与えられたものを飲み込んで自分なりに考えて行動して、結果を受け取ることだけです
それは誰に救いを求めても同じことです 100%勝てるようになれると断言する人は別の目的がある人です
あ、バグルオーみたいなバグを使用すればいけるかもしれません


いや別にね、弱くても身内とワイワイやりたい!みたいなのは全然否定する気ないんですよ?
ていうかゲームってそれくらいの距離感が一番いい気すらします
それならそれらしくしててくださいよ。
勝とうとするポーズを取ることが趣味、みたいなんは迷惑だからやめてくださいよ。やめなくていいけどコメントしないでくださいよ。
いや、マジで勝とうとしてコメントの通りの人なら相当悲惨だし「勝とうとしてますごっこが趣味の人」の方が救いがあるかな…

色々書きましたけど、でもこのブログは俺が最大限優しくあろうとするブログなので、本当にやさしいと思える回答をしようと思います
ツイッターだったら絶対リツイートして「バーカ」って空リプして終わりです
この文章のこれより上とこれより下、どっちが君の為を思って書いた文章でしょうね?考えてみてください


ガンダムが弱い人が改善するためにしなければいけないことは、大まかに分けて3つだと思います

・強キャラに絞る

これはもう当然の話です、ドルブとかリガズィとか一部の飛び道具的な例外を除いて、ゲームの強さは
プレイヤーの持っている能力×使用キャラの強さ
という単純な力学で決まります

勝ちたいとか言っている人が「いろんな機体使ってます」とか正直、意味が分かりませんが…
本当は勝ちたくないんじゃないのかなって思ってしまいます、多分最初に言ったことに掛かっているんじゃないでしょうか

なんで使う機体は多くても2機体に絞ってください

3000コスト
レギルス、ナイチンゲール

2500コスト
トールギス2

これ以外は使う必要ありません
3000からどっちか1つ、低コはギスを使ってください、レギルスとナイチンゲール両方使う必要はありません


他のキャラ使う時間は無駄なのでCPUでも触らないでください
そんなん寒い?
じゃあ、まぁ忍者とか使って足掻きで無駄なことやってたまたま上手くいった動画でもvineに上げてダイソーレベルのやっすい承認欲求満たしてたらいいんじゃないですか?そっちの方が手軽で楽だし。


・身体に気を遣う

リラックスしている時と、緊張している時では肉体のパフォーマンスが違います
もちろんリラックスしている時の方がパフォーマンスは向上します
そして肉体には「脳」も含まれます
緊張していると呼吸が浅くなるので、脳に十分な酸素が行きません 筋肉も収縮します
なので脳は十分に活動できません 身体もベストな動きをすることができません

精神医学的な考え方なのですが、肉体をリラックスしている時の状態に持っていくと、精神の方も肉体に引っ張られてリラックスしていくようです

なので、気の許せる友人か彼女に頼んで、自分が友人とリラックスして話している時の身体の状態を撮影してもらって、ビデオで見返してみてください
その後ゲーセンでシャッフルをしている時の自分を誰かに撮影してもらってください

友達いなかったら知りません。レンタル彼女でも頼んでください。多分彼氏と話す時のネタにされると思いますけど

恥ずかしいと思いますが、きっとその二つの映像で、表情も肉体の動きも異なっていることが分かると思います

多分肩と首に力が入っていて、呼吸が浅くていつしているか映像では見えないんじゃないかと思います
逆にリラックスしている時は肉体は弛緩していて、呼吸は深く、ゆっくりとしています

それが分かったら友人と会話している時とガンダムをしている時、どこが違うのかを観察して、ガンダムをしている時に呼吸を深めに取って、力が入っている部位に力を入れないようにやってみてください
一戦ごとにそれをしてください
疲れたらそれ以上やらないで休憩するか、帰宅してください

続けていくうちに、勝敗とは関係なく自分のコンディションがいいか悪いかが分かるようになってくると思います
身体が疲れているときはプレイをしないで、タイ古式マッサージとかに行ってください
今までゲームに使っていた時間の1/3くらいは自分の身体と語る時間に割いてもいいかなと思います

別にマッサージ行ったり休んだりしろって言ってるわけじゃなくて、ゲーセンに行く前に喫茶店でも行って、携帯をポケットにしまって、なんとなく身体のどこに力が入っているかとか、今日はなんか息が荒いから気をつけようとか、少し自分の身体と喋る時間を設けるだけでも変わってくるんじゃないかなと思います


・考える

考えてプレーしているのであれば、思考した結果必ず自分に還元できることがあるはずです
還元できればプレーの質は上がります プレイヤースキルの向上はひたすらその繰り返しです
格ゲー論とかコテの意見みたいなのは思考の方向性やパターンを示すというものでしかなく、考えてない奴がそれを読んでもアラビア語の文章と同じです 見たって使い方がわかんないんですから
考えてないから弱いんですよね 結局そこに行き着くわけですが
だから低コ爆弾とかは寒いって言われがちですけど。短期決戦での腕の差を縮めようとして考えた結果なわけで、俺はいいと思いますよ


本当は一点読みで「アニメ見るときもキャラ萌えでしかモノ考えられないような思考のやつは脳が死んでるから9割方雑魚、だからラブライブのストラップついてる奴は雑魚」みたいに書こうと思いましたが外したらかっこ悪いんでやめました


「俺は俺は俺は俺は俺は俺は」

自分大好きセルフホモ野郎 

いつか対面で会える事を楽しみにしております、100円1枚だけ用意してお待ちしております


それではまた

2015年11月21日土曜日

ガンダムの話 あったまること、自分の中の獣と付き合うということ


こんばんは

あったまる って言葉、だんだんゲーセン文化の外にも広まってきた感じがしますけど、どうなんすかね?
元々は鉄拳の言葉らしいですが
一応解説しておくと、ストーブとかコタツのあったまるじゃなくて「頭にくる」とか「ムカついて熱くなる」みたいな意味です

ガンダムやる気なくて北斗と麻雀しかやってなかったんですけど、先日ひさしぶりにガンダムをしました
体面がいるだけでありがたいという時間に行って、まぁ有難いことに人はいたんですけど、多分身内だけでやってるタイプの集団だったんで、多分対戦は続かないんじゃないかなって感じがしてました

連れの子に「これ多分入っても一回で枯れるやつだと思うよ。」って言いましたがそれでもいいって言うのでやりました

乱入するときにそのグループに「入っていいですか?」って聞いたんですが、「いいよ」ってタメ口で言われたんで若干ひっかかりましたが、まぁそこまでは何とも思いませんでした

んでまぁ勝って、予想通り一回で枯れたんですけど、負けた瞬間に相手が「あーつまんね。」って捨て台詞を吐いて帰ったんですね
その場では年下の連れがいたので、「あぁ言われてももう何とも思わんなぁ、俺も年を取ったんよ。」って言いましたが、実際はそんなこともなく、腹の底ではドス黒いものが渦巻いていました

それを言われた瞬間に頭がフル回転して、どう語れば、どういう口調にすれば、どういう姿勢にすれば、どこを見れば相手が傷つくか、ということをずっと考えていました

視線を相手の目から逸らさず、パーソナルスペースに立って声はいつもより低くし、あごを引いてゆっくりとニヤつきながら
「わかる!そんな工夫のない見え見えのプレイしかできないんじゃつまんないよな!
負けるとつまんないからねぇ、つまんねー奴に負けたまま帰って二倍つまんないね、じゃあね!」

その言葉を吐き出しそうになった自分が見えて、自分に言い聞かすように「俺も年を取ったんよ」と連れの子に語りかけていました


キカイダーみたいに俺の中で二つの人格が

こんなガキ共に付き合ってどうなる、お前がそれを吐いたところでバカ同士煽りの無限ループだぞ、言葉はそんな事のためにあるんじゃないぞ、お前はそれを分かっているんだから隣の奴と語り合うために言葉を使え

という言葉と

人がどう受け取るかも考えられず無責任に言葉を吐く奴なんて傷付けてもかまわない、バカどもにそれを分からせてやれ、お前はやられたらやり返してきただろう

という言葉をぶつけあっているようでした
俺にもそういう時期があったというのに、他人を怖がっていた時期があったというのに、意味もなく他人を煽っていた時期があったというのに

理性の面では前者を取ればいいということは勿論わかっていても、「つまんね」という言葉を反芻する度に、俺の中の獣が叫びだしそうになっていて、時間が経つのをただただ耐えていました

結局、我慢できたんですけどね

けど今このブログを書いている瞬間にも「言っても良かったんじゃないのか?」と思っています


こういう事を考えるようになったのは少し前に、自分より遥かに年上であろう人にバカみたいな煽り方をされて
大人でもこういう奴はいるんだ、こいつらと議論することは一生できないだろう、仮に俺が煽り返したらこいつは俺の言葉の意味を拾うことなく再び煽ってくるだろう、ガキ同士で無限ループをしても意味がない、俺は気付いたのだからここから抜け出さなければ…
と思ったからです

確かに理屈の上ではわかっている、だが感情が顔を出してしまう、うぉオん俺はまるで狼男だ、満月にシャウトしろ
とどこかで俺の中の獣が叫んでいます

ただ俺はその獣を理性で抑えようとしている、抑えたい、いや抑えなければいけないと感じている

んー、俺が言いたいのはそうじゃなくて、何て言うか…

それは良くない事だからしない、と遮断することは簡単なんだけど、それは自分と対話する事ではないと思っていて、自分の中にそういう獣が住み着いていることを自覚していながら、その獣を追い出すことなく最善の選択肢を選べるようになりたい、そうならないといけないと思っている

獣の言い分も正しい部分はあるわけで、た 単にだ感覚を遮断して“オトナ”な事を言っていると、どこかで自分を見失う場面が来るような気がしているので、獣を銃殺することができないのです


歳を取ると分からなかったことが分かるようになってきます
親や先生のいう事は7割くらい正しいということ、そして綺麗事もだいたい正しいということ



ラブ&ピース、対面を煽るより隣の人に愛を注ぎたい




だからね、俺が何も言わないで細い目をしてタバコ吸ってるときは褒めてくれてもいいんですよ?




以上です、それじゃあまた

2015年11月14日土曜日

ガンダムの話 初心者台を見ていて思ったこと





こんにちは 橋本です

最近スポランに行きました、終電が終わってから飲む約束をしていたので、閉店までスポランに居たのですが、ゲームをするより初心者台を見ていたほうが面白かったので30分くらいトレーニングモードをダラダラ回しながら隣を眺めていました

 自分より上手い人はゴマンと居るし、俺は強いと言う気もないですけど、いわゆる初心者台常連と勝負したら100回やって90回くらいは勝てると思います、初心者台で1万戦やっても初心者台を抜けられない万年銅プレと、稼動初期から6割を割ったことがない奴では必ずどこかに差があるわけで、もっと言えば「めっちゃ強い人」と「強い人」の間にも必ず差があって、その差を見極めて自分に還元するには何ができるかという事を初心者台を見ながら考えていました


・ルーティーンに囚われている

ゴールドスモーなんかが分かりやすい例ですけど、ヘタクソなゴールドスモーって寄る素振りを見せただけで100%サブ吐いてきますよね

サブを打つときも相手がサブを吐かせるために寄るフリをしているのかとか、位置的に右側が詰まっているからサブを打とうとか考えていかなきゃいけないわけですけど、多分初心者台の人たちは「近づいてきたらサブを打つ」というルーティーンしか得られていないのでしょう
そして本命の寄りが来たときにはサブがないと…

ゲームに限らず何でもそうだと思いますけど、その行動が何のためにあるのか、その行動のゴールは何かということを考えた結果、寄られているときにサブが当たることが多いというだけであって、寄られてサブを打てば当たるということではないんですね
意味のない所でアメキャン着地して味方と合流するのが遅くなったり、明らかに死に切らない体力で味方が死にそうなのに覚醒技入れたり、その行動を何のためにするのか考えながらやれていないのかなという感じを受けました

・肉体が過度に緊張している

肉体の状態と精神はリンクしており、それは外部からもある程度読み取れる、ということは殆どの人が理解できることかと思います
ハァハァ言ってたら欲情している、みたいなのは漫画とかでよく見ますけど、ああいうことです

初心者台の人は肩と首の筋肉を強張らせて筐体を包むような猫背でプレイしている人が多かったです
あれって一見集中しているように見えますけど、過度な集中は逆にパフォーマンスの妨げになります、あったまっている時ってガンダム以外の事が見えていないので集中しているっちゃしているんですけど、それで勝てるかっていうとだいたい負けます

肩を強張らせて前のめりになっていると肺が縮まって酸素が普段より取り込めないので、脳も普段どおりのパフォーマンスをしてくれません

そういう状態の時はだいたい視野角が狭まっているのでレーダーを見られなかったり、落ち着いていなかったりするのでリバサに格闘振ってカウンター食らったりします
初心者台の人は常にあったまっている時の身体状況でプレイしている、って感じでしょうか

クド厨さんという上手なマスター使いの人がいます
別に彼と知り合いな訳ではないのですが、ちょいちょい見かけるので彼のことをよく覚えています
彼のプレイからは常に余裕が感じられるのですが、やはり肉体を見ていると常にリラックスしているんですよね、笑顔でいる場面も多いです
そういう人はプレイに波がなく、安定して強さを発揮できているのでしょう

だから肉体って案外大事なんですよね、落ち着けている時の状態で筐体に向かうだけで、勝率も変わってくるかもしれません


・一人でなんかブツブツ言っている

これは危ないです
友達と日に当たる場所でキャッチボールとかバーベキューとかしたほうがいいと思います



・初心者台にいる人間の分際で相方に文句を付ける

シャッフルで味方に文句を付けたり、愚痴ったりするのは初代ガンガンから続くガンダムの風物詩ですが、初心者台にもそういう人いるんですね
「何も考えてねえよあいつ」と一人でブツブツ言っている人がいて笑ってしまいました

シャッフルで地雷を引く確率の平均値と出現数(率)は正規分布に近似します。

正規分布では全ての事象が10%以内に収まることは無いので、平均値をM・標準偏差をSDとした時に M-2SD~M+2SD の範囲(全体の95.45%が含まれる)が理論値の-10%~+10%に収まったとすると

N : 試行回数
P : 地雷(理論値)
M : 平均値 = NP
SD: 標準偏差 = √(NP(1-P))

として

 (M-2SD) ~ (M+2SD) が (M*0.9) ~ (M*1.1) に対応するので
N = 400 * (1-1/p)/(1/p) N = 400 * (p-1) となるので
400に確率分母の値から1を引いた数値を掛けるとおおよその試行回数が出ます。

つまり、シャッフルに常に組んだら負け確定の人間がひとり居るのであれば、シャッフルは3人の中から1人をランダムで味方にするゲームといえるので

400 * (3-1) = 400 *2 = 800 となり、およそ800戦で地雷を引く確率が90%水準で収束することになります

ということはどんなに運が悪くても800戦で勝率6割には到達しているはずです

スポランの初心者台は勝率50%未満の人しか入れないので、そこでプレイしているということ自体がどこかで自分が負け確の人間になっているという証明になります

しかし、もし確率すら超越するほど負け確の人を引き続けて初心者台にいるとしたら…
「君、宝くじ買ったほうがいいよ」と教えてあげようかと思いましたが殴られそうなのでやめました

延々連コイン=熱意がある=質の高い行動をしているという訳ではないんですよね
こういうことは物事の土台の話で、植物を育てるのに質の悪い土を使って「何で同じだけ水やってるのに芽が出ないんだよ!」ってキレてるのと同じってことです
同じだけリソースを割くなら、その割き方も重要になってくると思います

あったまっている時って端から見てると滑稽に見えるのですが、多分自分も程度は違えど同じことをしているんでしょうね、気をつけていきたいと思います

人のふり見て我がふり直せ

見すぎた結果、動画勢になったら笑えますね

それではまた

メモ 最近読んだ本と漫画

ここ2,3ヶ月くらいで読んだ本と漫画 自分用のメモ



信長の棺/加藤廣
銀二貫/加藤郁
あのひととここだけのおしゃべり/よしながふみ
「分かりやすい表現」の技術―意図を正しく伝えるための16のルール/ブルーバックス
進化しすぎた脳―中高生と語る「大脳生理学」の最前線/ブルーバックス
勝負論 ウメハラの流儀/梅原大吾
勝ち続ける意志力 世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」/梅原大吾
「日銀貴族」が国を滅ぼす/上念司
中学生からの愛の授業 学校が教えてくれない「愛と性」の話をしよう /宮台真司
群衆心理/ギュスターヴ・ル・ボン
お前なんかもう死んでいる プロ一発屋に学ぶ「生き残りの法則50」/ 有吉 弘行
むかしの味/池波正太郎
熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録/井川意高
ホームレス大博覧会/村田らむ
現代社会を論ずるための30章/石井貫太郎
マゾバイブル-史上最強の思想-/800円本
弾正の蜘蛛/雨木秀介

漫画

ディアスポリス-異邦警察-/すぎむらしんいち
HIKARI-MAN/山本英夫
おカマ白書/山本英夫
大正野郎/山田芳裕
セックスなんか興味ない/きづきあきら
暁の明星/きづきあきら
そせじ/山野一
四丁目の夕日/山野一
ぢるぢる旅行記/ねこぢる
ギリギリムスメ/沖田×華
透明なゆりかご/沖田×華
毎日やらかしてます。アスペルガーで、漫画家で/沖田×華
×華のやらかし日記/沖田×華
蜃気楼家族/沖田×華
長門有希ちゃんの消失/ぷよ
ちいさいひと 青葉児童相談所物語/夾竹桃 ジン
娘の家出/志村貴子
東京トイボックス/うめ
「坊っちゃん」の時代/関川夏央×谷口ジロー
腐女子になると人生こうなる!/御手洗直子
学校へ行けない僕と9人の先生/棚園正一


うーん…金が貯まらないわけだ

2015年11月9日月曜日

なぜメンヘラは魅力的に見えるのか


こんにちは

相変わらず死んだような毎日を過ごしております
死んだような、ということは死んでないということです

死ぬと言えばメンヘラですが、あの人たちもなかなか死にそうで死なないですね
いや、メンヘラがそうなのではなくて人間はなかなか死なないということかも知れませんが

オタク界隈とメンヘラは切っても切れない存在にあります

ファッションアピール、コスプレ、メイド、アイドル、缶バッジ糞野郎、リフレ、その他いろいろ…

メンヘラが悪いと言っているわけではなくて、自分が不思議に思っていることはメンヘラが無条件で唾棄すべき存在だとは思われていないということです
むしろ特定のコミュニティ内ではメンヘラの方が価値があるということもあるのではないでしょうか

今日はそのことについて考えていきたいと思います
こういう事を書くときに思うのが、自分という存在を排除して見てきたものを語ることは不可能に近いということです
例えばラーメン二郎を食べたことがない人が「なぜラーメン二郎は魅力的なのか」ということを語っても、あまりその文章は味わいがなく、つまらないものでしょう
統計学や社会学の観点からそういったものを見る場合は別だと思いますが、自分の主観を排除して深く話を語るのはとても難しいと思います
難しいからなんだよ、早く書けよという人もいるかも知れないので言いたいことだけ記しておくと、要はこの話をしたときに自分の考えが漏れ出てしまうこと、自分が無意識下に抑圧してきたものに気付かされてしまうかもしれないこと、この二つを恐れています


まぁでも、別に構わないでしょう
知らずに生きていくくらいだったら知って傷ついた方がなんぼかマシだと思います
なんで一人のメンヘラとして、思いついたことを書いていきます


AFCという言葉があります
これはナンパ用語で「平均的欲求不満ヤロウ」という意味です、ちなみにその反対はPUAといいます
AFCの男性は女性に対するコミュニケーションスキル、引き出しを持っておらず、媚を売るもしくは当たり障りのない対応しかできず、恋愛のフェイズにいつまでも移行できない…
みたいなことが定義のはずです
恐らくこういう人がメンヘラを魅力的に感じてしまうのだと思います


あ、メンヘラの定義を決めるのを忘れていました
色々定義はあると思います、これも話はじめてしまえば何時間でも話せるテーマだと思うので、ここでは
「主に対人関係において自分の求めているものが見つけられずに溺れている人」
ということにしておきます

それでは、なぜオタク(俺たち)はメンヘラを魅力的に感じてしまうのか、いくつか理由を挙げていきます


・想像力がない
メンヘラの引力は絶対値だけで言えばすさまじいものです、対峙したときにフェイズに合わない食いつきを見せてきたりして戸惑うことがあります
それが弱っている時だったりするとたまらなく魅力的に見えてしまうのですけれど
それだけ他人を求めているということなのですけれど、それは「他人」を求めているということであって、差し出された笑顔は「お前」ではなくて「自分以外の誰か」に差し出されています
つまり「誰でもいい誰か」に仕立て上げられているということです
そこを取り違えて、自分が求められている、もしくは自分も求めてもらえるかも知れないと思ってしまう人が多いように感じます
目の前の誰かに「ここではないどこかへ連れて行ってもらえるかもしれない」とメンヘラたちは思っています(多分)

目的地も決めずにたどり着けるはずもないのに

東京駅でサイコロ振って出た数字の電車に乗って札幌までたどり着けるかみたいなゲームをやってるのと同じような感じです
関係ないですが東京駅からサイコロを振り続けたらどこにたどり着くのかは面白そうなので少しやってみたいです



・受け入れられた経験が少ない
これは先のことと対になることですね
長い間吸えなかった後のタバコ、病み上がりに食べる肉、喉カラカラの状態で飲むビール…
禁欲していた期間が長ければ長いほど、与えられた快楽は強烈に染み入ります
それがとても長い年月耐えた末に得られたものであればなおのことです

オタサーの姫なんかは、その醸造が絶妙なバランスでもたらしたコミュニティの姿と言えるでしょう
そういう人たちにとって、メンヘラがもたらす承認は何事にも代えがたい魅力でしょう




・さらけ出せる自分がない
これも既に1個目で出てるような感じがしますが、自分が何を求めているのかわかっていない、漠然と「彼女欲しい」と呪詛のようにつぶやいている奴らはメンヘラを神格化しているように思います
ラブライブ缶バッジ糞野郎とかはこの典型ではないでしょうか
あれはこう、剥き身になったときに残る自分がないから、ラブライバーという殻の中に入って、その殻を見てもらうことで自分を認知してもらおうとしているんでしょうね
猿とタマネギのアレみたいなもんですかね、外側をずっと剥いていったら皮だけが残って、中身は何もない…

缶バッジ糞野郎は露骨な例ですが、こういう人はけっこう多い気がします
もしかしたら自分もそうかも知れませんね



・自己評価が低い
どちらがいいのか分かりませんが、実際の自分と自己評価が乖離しすぎているとだいたい悪いことが起こります
ブサイクな人がかっこつけてツイッターでドヤったりしているのが笑い話にされたりしますが、その逆ですねこれは

人間は長期的に見れば自己肯定していく生き物です
ハードルを下げて「メンヘラでもいい」とその時は思ったとしても、いつしか自分の中で「メンヘラがいい」とすり替えられてしまう事があると思います、そしていつしか目の前のハードルが妥協して作ったハードルだったと言うことは忘れてしまう…
どちらにせよ卑屈になりすぎていい事はあまりないように思います



・受け取ったものを選別できないバカ
人間の脳は記憶より先にソースが抜け落ちてしまうようです
どういうことかと言うと例えば
1=2」みたいな落書きを見て、それを仮に真に受けてしまった場合
それの出処がアンサイクロペディアのジョークだということは、1=2ということより先に忘れてしまうということです

つまりどっかで「メンヘラの彼女最高すぎワロタwwwwwwwww」
みたいなのを見て脳がそれを記憶してしまうと、どっかのバカが言った狂言だということを忘れてそれを真実だとして処理してしまう可能性があるってことですね

まとめサイト見てはしゃいでるバカは気をつけてください、いやバカだから無理か



・性欲
これはあまり語ることもありませんが、先のことが複合して、さぁ相手を探そうってなった時に自分と向き合った結果そこへ向かうということかも知れません


・単純に美しい
先に言っときますけど、顔のことじゃないですよ
少なくとも、自分は時々美しいと思えるメンヘラと対峙することがあります
人間多かれ少なかれ悩みを抱えているものです
そしてその状態はそれが解決するまで、ごまかしながら逃げるか、向き合って戦うかしかないわけですが、自分と向き合うというのは基本的には苦痛なものです
自分の内面と語らうたびに、見たくもないものを見せられてしまうという経験は恐らく多くの人がしていることでしょう
 もしかしたらそれをすることがメンヘラなのかも知れませんが

一部のメンヘラと呼ばれる人はその行為に価値を見出しているというか、人と折り合いをつけようとする事に喜びを見出しているように見えます

自殺した慶応大学のメンヘラ神なんかはそんな感じかもしれません
実は俺、あのとき…
いや、やめておきます

自分が苦痛にしか思えないことに価値を見出して楽しんでいる姿は美しいと思います
ただそこで美しいと思っても、手を前に差し伸べてしまったら自分がまた苦痛を味わうことになるかもしれないと毎回苦悶するのですけどね

ただメンヘラ神は死んでしまった
どんなに辛くても死ぬな、とは言いませんが死んだらそこで終わりです それ以上葛藤を楽しむことも繋がりに光を見ることもできません
本当の葛藤というものは誰とも分かち合えないものだと思います、その辛さの重量が自分の持てる限界を超えてしまっただけのことで、死ぬことが悪いとは自分は絶対に言いませんが、ただ自分は死ぬ気にはなれない
ただメンヘラ神は美しいまま死ねて、ある意味幸せだろうなと思います、死にませんけどね



まぁパッと思いつくのはこれくらいですかね

別にメンヘラを避けろ、唾棄しろと言っているわけではなくて、どこかで啓蒙されるべきだと思うのですが、そうするにはどうしたらいいかは具体的に見えてきません

締めに結論じみたことを書こうと思ったのですが、どれも正解ではないような感じがするので、こうだ!とは言い切らないでおきます

しかしこういう事を書くと自分のことが明かされているような気がして嫌な感じがします
麻雀の裸単騎みたいな感じですかね
それで、いったい自分の待ちはなんなんでしょう
これだけ鳴いているのに自分でもまだ見えそうにありません

わかったら誰か振り込んでください、それではまた…

2015年10月23日金曜日

心地よさの正体

化学は農薬を産み出すが、それを使うなとは言ってくれない。
-映画「ジュラシック・パーク」より

こんにちは
パチンコの話をしてしまったのでこういう話もしてバランスを取っていきたいと思います

先日カウンセラーをやってる女性と飲みに行って来ました、カウンセラーの人って育ちがいい人が多くて個人的に少し苦手なんですけど、彼女はまぁそんな事もなく普通に下ネタとかアレな話とかしてました

今こうして考えると、相手を観察する余裕があるということは自分もリラックスできていたのでしょうね

会話をしていてふと気付きました、話題自体はいつも通りくだらないものだったんですが、その会話というか彼女といる空間がとても心地よいものだったんですね、まるで温泉に浸かっているような、クタクタに疲れた状態でベッドに飛び込んだ時のような…
そのことには触れずに少し自分なりに考えながら会話を続けていました

この気持ちよさは何だと思って自分の中を探っていくと、多分恋ではないし、会話の内容自体はくだらないもので、こういう職業の人もゲスい事考えるんだな~という発見がありましたが、そこに心地よさを感じたわけでもなさそうで…

彼女は椅子に深く腰掛けながらしゃべる人で、しゃべる早さや話題の振り分け、視線の振り方や相槌のタイミングなんかがすごく綺麗で、さすがに話すことを生業にしている人は違うなーなんて思ってるくらいだったんですが、そこに知らずに呑み込まれていたわけですね

恐らくこの居心地のよさは、彼女の職業柄培われている「話を聞く技術」 のところから出ているのだと、だとすればこの気持ちのよさは自然に発生したものではなく、彼女の持つ技術によって生み出されたということで、自分が操られているというか、ゲームに負けた時のような感覚を覚えました

椅子に深く腰掛けて、落ち着いた声のトーンで整然としゃべり、会話のターンも恐らく均等になるように考えている、 視線は常に目を見ているわけではないが、目から逸れた視線は興味のなさを示すものではない、というか伝えたいことを喋っているときは必ず目を見ている、相槌は早くもなければ遅くもない、わからないことはすぐに質問をして、内容を理解しようとしてくれる…

こうして文字にしてみると、心地よさを感じない方がおかしいような内容ですね
とにかく、自分が身体の動きや声のトーン、目線とかでコミュニケーションを制しようと普段から考えているのに、そういった事に意識がいかないくらい見事な所作に呑み込まれてしまったことに驚きを感じました



雰囲気という言葉がありますが、人によって雰囲気とは確実に違います、そして雰囲気というものはふわっとした言葉ですが、それは脳が相手の肉体や声のトーン、服装、年齢、話す内容など、受け取った情報を雰囲気として処理しているということで、ひとつひとつの要素には必ず差があると思います

誰もがほぼ無意識の中でコミュニケーションを取っているのに、意図的に自分が発する情報を操作することで相手の印象を変えられることというのは良く 考えると恐ろしいことです、自分が選択して選んだと思っているものは、もしかしたら相手がそのように操作しているものかもしれません

今それに気付いたということではなく、自分はある程度その事を知っていてそれを使っているつもりだったのに、相手の術中に飲まれていることに恐怖を覚えたわけです


グラスの向かい側を見ると、彼女は何も言わず、こちらを見つめていました
自分が口元を手で隠し、驚きを隠せない様子をしていたので、彼女も察したのでしょう



「疲れないですか、それ?仕事でもそれやって、今も…」
「なんで?仕事のときと今は全然違うじゃん。仲良くしたいと思ってるときにそれを使って何がいけないの?」
「…」
「自分が仲良くしたいと思っていても、相手に伝わらなければそれは何もしていないのと同じだと思わない?」
「それはそうですけどね…」
「いま怖いと思ってるでしょ。あたしが。」
「そりゃそうですよ」
「なんでか教えてあげようか。それは橋本くんがコレを、怖がられるような事にしか使えないからだよ。だから自分がされそうになってビビってるの。でもね、コレの使い方って、それだけじゃないと思うよ。」


そう言われましたが、自分の中に言い返すほどの偏屈さも、素直になる正直さも持ち合わせていなかったので黙って俯いていました

一息ついて顔を上げると、彼女と視線が合いました

「そんな顔しないでよ。読み取られて真っ青になってる橋本くんも嫌いじゃないよ、あたし。」


そして、自分は水滴だらけになったグラスを握って、




恥ずかしくなってきたのでやめます それではまた。

2015年10月5日月曜日

好きな台 CR APPLESEED




完全自力、なんと甘美な響きなんだ。俺は、こういうのを待ってた・・・

 

こんにちは
やっと涼しくなってきましたね、それでも日中は長袖を着てきたことを後悔することがありますが…

たまにはこういうことも書いてみようと思います
僕と話したことがある人はわかると思いますが、自分は普通よりも多くパチンコを打っているにも関わらずほとんどパチンコを面白いとは言ってないと思います、だいたい「うるせえ」「まぶしい」「つまんねえ」のどれかしか言ってないですね
まあ理由は色々なところで色々な人が語りつくしているのでいいとして、最近本当に面白いと思う台に出会ったのでそのことを書きたいと思います

CR APPLESEED という台です、これはファフナーとかタイムボカンみたいな感じ(って言っても今は知らない人のほうが多いかも)で、自力V入賞の有無で大当たりかどうかを決めるタイプのパチンコです

スペックは1/199と1/149の二種類ですが、 振り分けは同じです


ヘソ

8R(時短100回)
5.4%


8R(時短30回)
16.2%


8R(時短20回)
10.8%


8R(時短10回)
3.6%


2R(出玉無/時短100回)
1.5%


2R(出玉無/時短30回)
4.5%


2R(出玉無/時短20回)
3.0%


2R(出玉無/時短10回)
1.0%


8R(時短無)
54.0%


V入賞/電チュー


15R(時短100回)
7.5%


15R(時短30回)
22.5%


15R(時短20回)
15.0%


15R(時短10回)
5.0%


4R(時短100回)
7.5%


4R(時短30回)
22.5%


4R(時短20回)
15.0%


4R(時短10回)
5.0%


何言ってんだって感じだと思うのでもう少し噛み砕いて説明してみます

初代ガロのマカチャンやAKBのミュージックラッシュ、あれは内部的には100回の時短なわけですが、普通に打っていれば100回をスルーするということはまずないでしょう、でもその変わり時短のつかない大当たりを付けることで連チャンを終わらせます
この台もそんな感じの時短がついてますが、V入賞か電チューで大当たりした後は必ず時短がつき、その時短の振り分けによって連チャン率を決めているというわけです

Vのハネが開く確率は電チューの1/5で、時短の振り分けは10、20、30、100のどれかです
電チュー保留の1/5に当選するとVの羽根が開きます、そうすると中にあるVアタッカーがパカパカします、パカパカしてるところに玉が拾われたらめでたく大当たりです
その時短中にV入賞しなければ終わりという感じです

この辺は動画を見たほうが早いと思うので、気になる人はyoutubeとかで見て下さい

PVへのリンクを貼っておきます

CR APPLESEED PV

そしてこのV入賞がハルヒのような出来レースではなく、完全に自力なので非常に熱くなれます

羽根が開いてVゾーンに入った瞬間の興奮…
羽根物でも味わえるといえばそうなんですけど、羽根物よりもスケールが大きく展開が速いので羽根物より熱くなれます


Vゾーンは三回パカパカします、1回目>2回目>3回目の順で開いている時間が長いので、1回目のパカパカで入るかが勝負なんですけど、羽根が開いてから1回目が開くまでの間隔が短いので、羽根が開いた瞬間に速い玉が飛び込んでいくかが勝負を分けます、逆に言うとそのパターン以外はあまり期待できません、もちろん二回目三回目でV入賞することもあるにはありますが…

ピンクのところがVゾーンです

一度閉じる間際に玉が飛び込んで挟まってこうなったことがあります、このときは「これ左で回して羽根開けたら次に開くときは絶対入るやんけ!」と思って左で回してたらスピーカーの振動で玉が落ちてメチャクチャうるさいパトランプみたいな音が鳴って「異常入賞エラー!」とか言われて店員がすっ飛んで来ました、こういう台なのでゴトかと思われて微妙に面倒なことになりました

このV入賞の自力感、残り回数が少ない時の焦燥感、ラスト1回でV入賞したときの幸福感は他で味わえないと思うので是非打ってみてください

通常時の大当たりのルートは二つあり、電チュー経由とヘソ経由、ふたつの当たり方があります

・液晶で当てて、時短付きの当たりを引く
これは普通ですね。時短つかない当たりもあるので、液晶で当たってもあまり嬉しくないのが本音です

・お助け電チュー当選→電チューが開く→電チュー入賞させて1/5で自力Vチャレンジに当選→V入賞で大当たり

通常時も自力Vチャレンジがあるのがこの機種の面白いところです
この台はスルーとヘソが同じ場所にあって、ヘソに入ると電チュー(普通図柄)の開放抽選も一緒にしています、そこで1/120だかを引くと電チューがロング解放して、1/5に当たればVチャレンジが始まります、この時の振り分けは時短中と同じなので当たりさえすれば必ず時短がつきます

とにかく電チュー1回転の価値が大きいわけです

こういう機種は打ち手によってかなり差が出るので、打つときに気をつけたい事を書いていきたいと思います

ヘソとお助け電チューの抽選はそれぞれ独立しているのでオーバー入賞に気をつける、片方は保留がなくても片方は保留満タンなんてことこあるので、どちらかが保留3になったら打ち出しを止める
・お助け電チューが当たりそうなときは打ち出しを止める、 ヘソに保留がない状態(液晶が止まっている状態)で電チュー開放を迎えられれば電チューで1回転多く回すことができる
お助け電チューが保留変化するか、上の変な電光掲示板みたいなところで熱そうな文字が出るか、ハナフブキリーチがかかったら止めたほうがいいです

・ヘソが保留変化したら打ち出しを止める
ヘソで当たって右打ちになった場合、ヘソ保留があると1回転目はヘソで時短を消化することになってしまい、1回転時短がムダになります、幸いにも液晶は保留変化待ちなので保留変化したら打ち出しを止めて保留のない状態で右打ちを迎えられるようにしましょう

・Vチャレンジの開放タイミングについて
時短中、ファイナルチャンス(時短抜け後の電チュー保留消化)、通常時で羽根の開放タイミングが異なるため、開放を逃すことがあります、慣れないうちは早めに玉を打ちましょう
特に時短中のストーリー(Episodeと出るやつ)、ファイナルチャンスはアナウンスが出てから羽根が開くまでがかなり早いです、普通のデジパチとは違い、玉を打たなければ絶対に当たることはないので気をつけましょう

・通常時の電チュー開放について
通常時もスルー消化時の1/2で電チューが超高速で開放する、見ていると絶対入らなそうだけど案外入るので、電チューに寄るストロークを自分なりに考えてやってみるといい…かも?

・液晶は見てはいけない
 液晶演出のクオリティはいつものニューギンなのであまり見てはいけない。ストレスが溜まる。
特に「このスイッチをおせば」 「突如現れたなぞの勢力」などという基本的な漢字すら平仮名になっていない部分とドライブステージの気持ち悪い図柄のスクロールは必見(矛盾)

・ラスト1回転は打ち続ける
時短が終了して通常時になっても、それに跨って電チューが開いている場合は1回転多く回すことができます そのため回数が少なくなったらスルーを切らさないように打ったほうがいいと思います

 ・ 右側の釘
「速い玉がV入賞しやすい」とか「電チュー1回転の価値がでかい」とか言いましたが、そのため釘が非常に重要です
この二つの要素のせいでゴニョゴニョな事に巻き込まれているんですけどね
特に羽根の横にある釘と、電チュー右側のこぼしポイント(2ヶ所)は非常に重要です。執拗にチェックしましょう
 右が潰れていて羽根に玉が寄らない=羽根に玉がに入らない=当たらない
逆に、右のスルーは軽視してもいいと思います

右が潰されている台は確変突入率30%、継続率20%みたいなゴミに成り下がる…

正直、この釘によってVが左右されてしまう部分さえなければ名機になれたと思う。釘のせいで数字上のスペックはあまり関係のないものになってます、V入賞率は1/5と発表されていますが、これは釘やネカセに左右されるので正直あまり意味のない数値です、状況がよければ1/5を切ることもあるし、糞みたいな調整だと1/15くらいだろうなって調整もあります

これがヴァンヘルシングのように右側に釘のないタイプだったら…あぁ…


なんかまとまりのない感じですが、このくらいですかね

この自力Vの感じは今のデジパチでは絶対に味わえない面白さがあるので機会があれば是非打ってみてください 打てる調整を見つけるのがとても難しいと思いますが…

それではまた

2015年9月17日木曜日

日記

たまには普通の日記らしいことでも書いてみようと思います



生活について

・なんなんだか知らないけど慢性的にあまり体調がよくない。ジムとかで定期的に運動をしようか迷っている
・食欲があまりない。一日一食しか食ってない、フラフラになって「そういえば何も食ってなかった」って気付くことが多い、少しでいいから毎食食べよう
・歯医者が怖い。毎日歯磨きしてるのになんで俺の歯はこんな弱いんだよマジ…
・歯医者の自由診療の営業が断りづらい。自分の体が人質にされているので数ある営業の中でもトップクラスに断りづらい。
・毎日暑い。もう九月半ばなのにまだ暑い。暑がりなのでさっさとコートがいるくらいになってほしい
・秋葉原ラオックスの最上階は外人向けの土産が売っていて色々な意味で面白い

ガンダム

・やってない。やる気もない。

北斗の拳

・レイしか出てこない。マジでレイしか出てこない。でも向こうも絶対トキしか出てこないと思ってる。
・明らかにナメられているのでクソ甘えた固めをされ続ける。起き攻めも様子見ほとんどされないので当身かリバサしていこうと思う
・起き上がり暴れてくるってわかってる場合は当身とバクステカンチョーどっちがいいのか
・刹活孔は完全にバレてるのであまりしないようにする、相手が1ミリでも浮いたら即砕覇拳して飛ぶのを制限させたほうがいい?断迅に回す必要もないような…
・2D→低ダJBが来るってわかってるのに割れない。どうしたらいいんだろ
・コマミスが多すぎる。勝負以前の問題なのでちゃんとしたい
・思ったより投げは通るのでもっと投げを意識する
・断迅ドリブルがちょいちょいできるようになってきた。あと少し

 その他

・何故かハッテン場へ行ってきました。そのうち書きます
・出会い系の統計を取っているんだけど業者の顔写真を覚えてしまった
・CR APPLESEEDが面白い、そのうち書きます
・安保法案可決、よかったです
・カウンセラーはプライベートでも話し方の間みたいなのが独特で少し怖かった
・茶道を始めたい。言葉に頼りすぎているので言葉以外でコミュニケーションを取る習い事をしたい
・ロートデジアイあんまり効かない


日記ってこういうのじゃない気がしますが、まぁつまんなかったし二度とやらないのでいいでしょう それではまた

2015年8月28日金曜日

自分の内面をどうやって見るか、みたいな話 コメント返し

画像と本文は殆ど関係ありません



先日アウトローな人達(893とか連合的なアウトローではないっす)と遊んだので、その事でも書こうかと思いましたがコメントを頂いたのでそれについて書こうと思います


当記事とは異なるコメントになりますが、筆者さんは意識が内面に向かうのを嫌い、外に意識を発信していこうというような姿勢が見受けられますが、もしそうであれば理由を教えて欲しいです。 皮肉っているわけではなく、純粋な理由を求めての質問です。

とコメントを頂きました。
まさかこんなグダグダなブログでコメントを貰えると思わなかったので嬉しく思っています、良ければまたいらして下さい
しかし“匿名”というお名前でこの内容を書かれるのは少し怖いものがありますね、実際に会ったことがあろうとなかろうと、このような形で匿名という名前を使われるということは、相手のことを見ずに何かを書かなければいけないわけです、つまりコメントをくれた方に対して文章を書くことはできず、自分と語ることを強制されるということのような感じがします、そこまで読んでいて匿名という名前を使っているのだとしたら、もはや…
二の句が継げないという言葉がピッタリ当てはまる状態です


本題に戻ります
このコメントをいただいて結構長い時間考え込んでしまいました、うまく書けないかも知れませんが自分なりの答えを書いていこうかと思います

意識が内側に向かう、というのは自分の内面に意識を向けるということだと思います、「意識が内側に向かうのを嫌い」とコメント頂きましたが、恐らくそうではないと思います
自分のことなのに「思います」っていうのも何か変な感じがしますが…
むしろ自分の内面と語らうためにブログをやっている気がするのですけれど、外から見えるとそう見えないのかも知れません

人間は最も高い知能を持った動物、ということに異論を唱える人は少ないかと思います、もしかしたらエイリアンとかが実在して、そっちの方が知能が高かったりするかも知れませんが…
少なくともバッタとかメダカとかは「自分はどこから来てどこへ行くのか」とは考えないのではないかと思います、その辺は詳しくないので違ったらすいません


でも知能を有しているって、考えようによっては無駄かも知れませんよね、目的が生命維持と繁殖だけだったらゲーセン行ったりゴムつけてセックスしたりする必要ありませんから、もちろん食事も栄養価さえ高ければよくて、美食への探求みたいなものも必要ないでしょう、ちなみに昨日は寿司を食いました
なまじ知能がある故に無駄なことを考えている状態なのかもしれません、いやまあ人間に産まれても無駄なこと考える余裕がない地域の人もいるとは思いますが


喰う寝るセックスの三大欲求を効率よく満たすシステムを知能によって構築した結果、社会が発展し快楽(セックスセックス言ってますけどセックスそのものの事じゃないですよ)に価値を見いだしたり、他者との関係に気を煩わせたりしなければいけないのでしょうね


まぁでも、人間に産まれた以上それは避けられないことでしょう、避けられないということは嫌でも考えなければいけないと言うことで、誰でも自分や他者のことを知るために葛藤していることでしょう

でもそれって、社会性というか社会があるからこそ起こる考え方ですよね、もしこの世に人間が自分一人しか居なければ多分こんなに悩んでないと思いますし、ブログなんかやってないでしょう、その前にインターネットがないでしょうけど
つまり、今こうして生きているという事は他者とのかかわり無しには生きられないわけです、他者と関われば嫌でも他者は目に入る、目に入れば分析せざるを得なくなる、分析したら意見を持たざるを得なくなる…

たまに「他人に興味はない」みたいに言っている人がいますけど、アレだって他者を自分なりに分析して、関わる価値がないと判断したからそうしているわけで、決して自分ひとりと語り合った結果その結論を出したわけではないと思います、つまり人は生きている限り他人から影響を受けることは避けられないことなのではないでしょうか
それは自分も誰かに影響を与えているということに他ならないのですけれど…

何が言いたいのかというと、一言でまとめるのは難しいのですが「自分の内面を見るためには、他者と語らうほかない」と思っている、ということです
他者が全て、みたいに言い切ってしまうと誤解が生まれそうなので一応書いておきますが、自然の産み出したものや四季などに感銘を受けることも勿論あります、ただアマラとカマラが四季の移ろいなどに感動するかと言えば、多分しないんじゃないかと思います
この世に人間が自分しかいない世界だったら、今人間が考えているように自分の事を知るということは絶対に叶わないでしょう、それは人間が自分一人では自分の内面を覗き込めないということだと思うのです
コンパスを持たずに遭難したら北極星を探せ、みたいな話がありますが、あんな感じで他者との繋がりの中から自分の位置を探すというようなイメージでしょうか…

もっといい例えが浮かびました
天井と床以外の四方がすべてガラスしかない暖かい立方体の部屋に自分が閉じ込められている。
外はとても寒いらしく、ガラスの内側が結露している。
自分の姿を確認するためにはどうしたらいいか。
方法はただ一つ。結露を丁寧に拭いていくしかない。
結露をきれいに拭いたガラスには、自分が映っている。
その結露を丁寧に拭いていくという行為そのものが、他者と語らうこと、コミュニケーションであり、それによってしか自分を見る手段と言うものはない。
自分のことを考えるのは、自分を見た後でいい。


みたいな感じが今の自分の考えに一番近いかと思います

結露した窓ガラスに指で「理想の自分」を書いている人もいると思います
もしかしたら俺の普段感じている怒りはそこにあるのかも知れないと少し思いました、機会があればこのことにも触れていきたいと思います
指で結露をなぞっても、水滴は指を離した瞬間に理想の自分を引っ掻いて落ちていき、書き終わった頃には、水滴でボロボロになったいびつな鏡面が、こちらを見つめているだけではないでしょうか
そうならないために、人と対峙するときには自分の持てるものをなるべく出していきたいと思っています

結露を拭いてもまた結露して、それを拭いてまた結露して…
拭き続けることにゴールはあるのか、そして自分が見えるとはどういうことなのか、見えたところで何が待っているのか、そもそもこれが正解なのだろうか…
それは今はわかりませんけれども、とりあえず手に持っている布が使い物にならなくなる迄はガラスを拭き続けたいと思っています
お返事になったかどうかは分かりませんが、これがコメントを読んで自分が考えたことです、質問の意図するところとズレていたらすみません
最後にひとつだけ

もしコメントくれた匿名さんが俺の知り合いでも、この話はしないでください、恥ずかしいので…

ふざけた部分が全くないのでこっ恥ずかしいと思い関係ない画像を貼ってみようと思いましたが最初に貼ってしまっては意味がなかったです、それではまた

2015年8月27日木曜日

ガンダムの話 都内シャッフル雑魚狩りマップ



こんにちは
前回のブログにコメントくれた方はありがとうございます、次回お返事の記事を書こうと思うのでよろしくお願いします

こないだ久し振りにシャッフルやったら覚醒一度も使わないで二落ちされて死ぬほどあったまりました、灰皿投げつけたいの我慢して震える手でスタートボタンを押しました 自分を褒めてやりたいっす

何事もそうですけど、地域性ってありますよね
それはガンダムにも言えることで、いわゆるコテレベルの強豪プレイヤーは錦糸町とか池袋サファリ、新宿、大宮スピカとかでよくやってるのを見ますね、特にサファリでやる時のアウェー感はものすごいですね、よそ者に対する攻撃性みたいなのをひしひしと感じます、そうなりやすいのは100円2クレなり50円1クレになるのが早いゲーセンで、人が集まる故に弱い奴が淘汰されていくという事情や、アクセスのし易さなど色々あるんでしょうけど、とにかく地域性っていうのはゲームをやる上で無視できない要素のひとつです、いつ行っても貸切ばっかで全然固定できねえとか、まま良くある話ですよね

最近はもうそんなやる気もないんでやってないんですけど、シャッフルは固定と違ってかなり不確定要素の強いゲームなんで、その場の面子によって戦績は大きく左右されます
そしてその面子を決定する要素となっているのが地域性というわけです、例えば秋葉原なんかは流動的に人が出入りしているので、面子が固定され辛いというのは皆わかりますよね、そういうことです

割と色々な所へ行くので、主要なゲーセンは一通り行っています、その中で雑魚狩りに適したゲーセンをリストアップしていきたいと思います
雑魚狩りという言葉もゲーム用語として市民権を得てきた感じがありますね、雑魚狩りの雑魚の字は形骸化して、相手方を傷つけるために発する言葉とは言い難い印象を受けます


その前に“雑魚狩りに適している”とはどういうことなのかを整理していきたいと思います


だいたい、面子のパターンは4つに分かれますね


1.自分以外全員ゴミ
勝率のことだけを考えたとき、一番おいしいのはこのパターンでしょう。
ただ枯れる可能性というものを考えなければいけない

2.玉石混合(パターン1)
ゴミもいれば普通の人もいる。
このパターンが一番多いのではないか。
まぁ自分に腕があればゴミの程度次第でゴミを引いても生き延びられる場合がある

3.玉石混合(パターン2)
混合の中に、自分より上手い奴がいる場合。
ゴミを引かなかったにも関わらず負けると屈辱を味わうことになる。

4.全員ちゃんとしてる
これが一番面白い。 けど滅多に無い。

もちろんこれを読んでる人の中にも腕の差っていうものがあるので、相対的に弱い人ほど3や4の場に出会いやすく、強い人ほど1や2の場に出会いやすいわけですね、当然のことですが・・・

身内戦が多く、自分からガチ戦を求めたりはあまりしてないのでいわゆるコテや固定勢と比べると自分の腕は3段くらい落ちるかと思っています、そういう奴の意見と思って見てください


挙げていくとキリないので東京23区に限定して書こうと思います、順番は検索で上に出てきた順に書いているので特になんもないです
それと夜しかゲーセン行かないので、昼間行く人にはアテにならないかもしれません

あとわざわざ雑魚狩りを助長するような事を書くな、という意見もあるかもしれませんが、プレーする権利は誰にも等しくあるものなので、あとはやる人の性格(モラルとは敢えて書きません)の問題だと思います、下手クソ同士でワイワイやってるから入ってくるな、というのもそれはそれで傲慢だと思うので・・・

・西日暮里 GAME SPOT VERSUS
 昔は有名だった、的な?今は貸切をやってるのしか見たことない。

ゲームプラザGAO北千住
空気が悪い。あまり上手い人はいないイメージ。足立区特有のやんちゃな子供みたいなのが多い。

ウェアハウス保木間 
足立区特有のやんちゃな子供みたいなのが多い(コピペ) 子供しかいないので狩るにはおいしい、良心との勝負。

アミューズランドモナコ十条
いつ行っても人がいない。というか人がやってるのを見たことがない。
経営は大丈夫なのだろうか。心配だ。

namco王子サンスクエア
狩場としては最高。 銅プレとお山の大将的な少佐しかいない。
枯れさえしなければ永久にプレーできる。

タイトーステーション渋谷
玉石混合。身内がいる時に調子乗ってギャーギャーうるさい人がいるのでここではやりたくない。

アドアーズ渋谷
非常に低レベル。 狩場におすすめ

GAME SPOT21(新宿区)
人がいねえ。 雰囲気は好き。

CLUBSEGA新宿西口
新宿で狩りゲーするならここにしている。レベルの低さ故に銀プレもちょいちょい居るが、そいつらのレベルも高くない。

新宿スポーツランド本館
言わずと知れた有名処。
初心者台があるため、面子のレベルは安定している。
それ故にノーカのゴミや初心者台上がりの45%少佐を引いた時のストレスは計り知れない。

・タイトーステーション新宿南口ゲームワールド
個人的に最悪の場所。
初心者台があるため、レベルは安定して・・・・・いない!
駅に近いためか手の施しようのないノーカなど、信じられないレベルの人間がバンバン無制限に入ってくる。健康のためにプレイするのはやめた方がいい。

タイトーステーション新宿東口
上まで行くのがめんどくさいのであまり行かない。貸切が多い。エレベーターでホストの同伴にカチ合うと微妙な感じになる。

新宿プレイランドカーニバル
貸切。

・タイトーステーション高田馬場
全体的にレベルはかなり低い。たまにマトモにできる人がいるので、その場合不毛なクジ引きを100円払ってすることになる。

タイトーステーション錦糸町楽天地
ガンダムしないで映画を見よう。どうせ人はいない。

アミューズメントみとや鶯谷
リアル猿の惑星。いやマジで。それ以上言うことなし。
 
アドアーズ浅草
花やしきで遊ぼう。

タイトーステーション浅草
花やしきで遊ぼう。

SAM'S TOWN 上野
人がいねえ。いても身内でやってて入ったら枯れる。
2人でも対戦になるのでプライドを捨てて・・・?

アドアーズ上野アメ横
固定に人はいるけどシャッフルにはほぼいない。貸切の場合シャッフルがなくなる。

・セガ秋葉原
いわゆる駅セガ。場所と立地条件から、何をコメントしてもあんまり意味がない。
ラオックス秋葉原店の最上階にある土産物屋で「サムラ~イ」とか言ってる外国人を見て楽しもう。

タイトーステーション池袋ロサ
嫌がらせみたいな場所にガンダムがある。
空調が最悪。夏は暑くて冬は寒い。
故に誰もいない。いても貸切。

アドアーズ池袋東口
新宿南口タイトーに並ぶ、23区内で最悪の地雷原。流動的な人の流れ+住み着いたクソ地雷。
何の進歩もない思考停止プレーを永久にし続ける、亡霊のダンス…
イラつくだけなので絶対にプレーしてはいけない。出て左にあるそば屋が旨いので、無駄金を使わないでそこで蕎麦を食べよう。

セガ池袋GiGO
アドアーズに比べると悪質な常連がいないだけまだマシだが、場所柄、常に爆死する覚悟をしなければいけない。

ゲームダイアナ・ネオ
人はいない。いても身内戦。
ただニュー新橋ビルの落ち着いた空気の中にゲーセンがあるのは面白いので一見の価値はある。




まぁこんな感じですかね、前も書いたけど別に勝率が高いからといって何かあるわけではないんで、このリストにも意味はないと思いますが、まぁイライラしないでやるための防衛になればなと思います。 

やるのであれば 

CLUBSEGA新宿西口
namco王子サンスクエア
ウェアハウス保木間  


がオススメです。

自分としてはシャッフルで勝つことより負けた後にスタートボタンを押せたり、あったまるのを見越してあえてやらないという選択を取れるようになれたことの方が価値のある事のように思えるのですが、まぁ普通の人は最初から出来ていることなので、わざわざ書くことでもないのかも知れません


書き出しただけで疲れて何か書く気も失せてきました、なんのために書いたんだよと思われそうですが今日はこの辺にしときます

シャッフルなんてやらなくてもいいくらい皆が友達に恵まれますように、それではまた

2015年8月6日木曜日

ゲーセンの身内が崩壊した時のこと


ツイッターであんまりパチンコパチスロの話はしないように決めてるんですが、まあブログなんでいいかと思います
最近沖ドキを打ちました、パチンコしない人は退屈だと思いますが、すぐ終わるので少しだけご容赦下さい
同時点滅したので天国まで打ち切ろうとしたんですが、あれって通常Bから天国に上がるのが50%なんですよね、確定役とかフリーズの当選があるから実際はもう少しいいわけですけど、まぁだいたい50%なわけです
都合よく天国に上がってくれたんですが、獣王のダチョサバとかカイジの倍プッシュとかも50%ですよね、それで都合いい方の50%を引き続ければ楽しいことになるわけですが、ほとんどそんな事はなく、だいたいは確率通りに適当なところでパンクします
50%って絶妙な数字ですよね、手を伸ばせばすぐ掴めそうなところにあるように見えるけど、嫌な50%から逃れるのも難しそうなところにある…
望むコインの表が出るのも、望まないコインの裏が出る確率も当然ですが同じなわけで、きっと人間の記憶というか認知というか、その辺のところには望まない50%が来たときのほうが記憶に擦り込まれやすいんだと思います、ポーカーのダブルアップとか、ダチョサバあと1回でパンクとか、偉くない方の中段チェリーとか、確率は違いますがガンダムのシャッフルも似たようなもので、きっと望まない出目が出たときの記憶の刷り込みが強いからこそ、「自分は運が悪いんだ」と感じてしまうのではないかと思います

運だけではなく、実力が絡む対戦ゲー等では、勝率は50%を基準に判断されやすいですよね、50%切ってる相手だと少し気が緩んだりしますね。
ただそれは勝負した結果の見方の1つに過ぎないのであって、絶対的な実力を示しているのではないわけです、そしてそれが低いからといって彼らの人間性まで表しているということでは絶対にないんですよ、逆も然りで強いからって人として優れているかというと…

話が逸れました
今日はそんな話じゃなくて、ゲーセンの身内の話です。ガンダムの話です。
ゲーセン仲間を身内と呼ぶのはゲーセンだけの文化なんですかね、皆さんにも身内がいると思いますが、仲良くやってますか?
ガンダムと言えば民度最悪の動物園とよくみんな言っていますね、幸い自分の周りにはそういうことはなかったのですが、金銭トラブルの話しをとても多く聞きます
金を貸して帰ってこないだとか、投資話を持ちかけられて詐欺られたりだとか・・・
あと女性関係とか?

自分は今までそういう事がなかったので恵まれていたんだと思いますが、つい最近になって身内が崩壊したのでそのときの話をしたいと思います。
できる限りフラットに書くつもりですが、自分の主観が混じってしまうのは絶対に避けられないことなのでそのつもりで見てください…

前フリが長すぎましたね、気をつけます

1年ちょい前に、身内とよく行っていたゲーセンが潰れてなくなりました。
それでそのゲーセンにいた身内はそこからもう少し遠いゲーセンに移住したんですが、もともとそのゲーセンが自宅から微妙な場所にあったので、ゲーセンがさらに遠ざかってしまい、行くだけで1時間とかなってしまうとさすがに行くのがかったるくなりあまりそこには行かなくなり、自然と身内と会う機会も減っていきました、そのときの身内とは別に仲が悪くなったわけではないので今でもたまに食事にいったりします。

それからはちょくちょく会っていた、ツイッターで知り合った人の身内に混ぜてもらってプレイしていました、皆さんも知っているかもしれません、鳥が好きださんです。

皆いい意味で大人な人が多く、 自分もそれを汲み取ることが出来たのでうまくやっていたと思います、彼も怒りっぽいところがありましたが、皆自分より付き合いが長いみたいで、うまくかわしていました。


それから時間が経って、半年くらい前の話です。
呼ばれてゲーセンに行くと何となく空気がギスギスしているなと思いました、自分は家から少し遠いこともあって、集まっているときも必ず行くという感じではありませんでした、なので何となくしか分からなかったのですが、そのときはまぁ負けが込んで気が立ってるんだろうくらいにしか思っていませんでしたが、行く度に毎回そうだったので何が起こったのか聞いてみると、ダウン中に押したとか言って鳥が好きださんが身内の一人に詰め寄ったらしいです。

別に身内でやってるんだからそれくらいええやんけ、と思いますがまぁ身内でも煽られるのが許せない人もいるでしょう、それより問題はダウン中に押したと言われていた彼が、そんな事をする奴ではなかったということです。

その話を聞いたとき自分は「あいつは冗談でも煽ったりしないんじゃ?ただ負けたのにイラついて言いがかりを付けたんじゃないのかな」と思いました、後で身内にも確認しましたがダウン中に押した押さないはライブモニターのないゲーセンだったので水掛け論になるにせよ、その場で見ていた人間は押しているところなんて見ていないし、八つ当たりだろうという事で意見が一致していました

負けたときにあったまるのは仕方のない事ですが、そこで自分と向き合わずに短絡的に原因を見つけたことにしてしまうのは本当にくだらない事だと思います、何の解決にもならないし、一切建設的じゃない。

彼が熱しやすいのは前から知っており、今のことも一過性のことで、そのうち収まるんだろうなと思っていましたが、1ヶ月ほど経っても仲が戻る兆しはありませんでした、そしてそれを境に、彼が身内に対して八つ当たりをしたり、言いがかりをつけたりする場面が増えていきました、自分も色々と言われましたがその場では生返事をして、「何言ってんだろ?」と心中では思っていました。

明らかに感情が昂ぶって勢いだけで適当言われるのは言われる側としてはたまったものじゃないですね、自分含め全員が辟易していました。

精神状態とそのときのパフォーマンスは比例すると思います、これは多くの人がそうだと思います。

あったまったままプレイして負ける→さらにあったまる→負けた事を認めたくないから組んだ人間やキャラのせいにする というループのせいで彼自身のパフォーマンスも身内の評価も下がっていきました。
大きく負け越したにも関わらず勝ち越したとか言ったり、負けた機体をすぐSラン認定したり、相方に当たったり…

身内が何回も注意したのですが、まったく改善はされませんでした、むしろ自分は一切悪くないみたいに思ってたみたいで、自分が言いがかりを付けられているみたいに思っていたので、もう何も語ることはありませんでした。

あと勝率を下げたくないがために下手な人に友達面をしてそれを狩ったりしてたみたいです、それ自体は構わないのですが勝率がそのまま腕になると思っているのには困りました、それで勝率を上げても腕は上がらないので改善はするわけなく…
あと別に雑魚をいじめるのって(シャッフルとかならともかく顔見知りの人)カッコいい事でも何でもないのに得意気に言ってくるのがきつかったです、「それやって何になるんですか?」とか言うと拗ねるし…

勝率が全てではないというか、ゲームの腕と人間性は比例しないという事は当然のことだと思うのですが、それに気付けなかったのでしょうか。
まぁ中々気付くのは難しいですけどね、胸を張って自分がそう言えるか考えてみると自信がないですから…

それで自尊心を保つためなのか知りませんが、自分たちと関わりの薄い人たちに自分らの悪口を言っていたみたいです、個人的にはここが一番許せない部分でした。人の口に戸は立てられませんね、気をつけたいです。
自分より遥かに格上の人の悪口も言っていたみたいで、なんだかなぁ…と思ったのを覚えています

僕の友達にスポランの上位に何度も出ているくらい上手い人がいるのですが(いつもありがとう)、彼のことも「援護するのがちょっとできるだけで、大してうまくない」と言っていて、さすがに笑ってしまいました。
元々高コ乗りの彼が低コに乗っているのは、自分たちの力量が足りないから低コで援護させているのに、それすら図れずにそう言ってしまうのかと。
自分より上手な人が組んでくれるのは上達しようとする上で非常に有難いことだと思っています。
それも踏みにじって、自尊心のために物事を捻じ曲げてしまうのはもはや擁護できません。

それからというものの、 彼抜きで集まることが多くなり、呼ばれることが少なくなった彼は自分が除
け者にされていることに気付いたのか、ある日彼抜きでゲーセンに集まっているときに彼がいきなり来ました、彼は謝罪の言葉を述べたのですが、正直的を射てないというか、何故こうなってしまったのか理解できていないみたいでした、とりあえずただ謝っただけ、という印象を強く受けました。

身内が「今日はせっかく謝罪したんだから、大人しく帰った方がいいですよ」と言ったにも関わらず彼は筐体に向かい、また同じ事を繰り返しました。
この流れが3回ありました。3回ともまったく同じ流れです。
正直自分は何かを語って理解してもらう事を諦めていたのですが、 他の身内は付き合いが長いこともあるのか、何度も同じ言葉を繰り返して懸命に理解してもらおうとしていました、そこに割って入っていって、何言っても意味ねえよ、と言うのも何なので自分は黙っていました。

そんな事が何度も続いて、皆で話し合った結果、もう一緒にやるのはやめましょうと伝えることになりました、そこで最後に少し彼と話して謝罪をされたのですが、何に対して謝っているかの説明が一切なく、ただこの場を切り抜けようとして謝っているだけに見えました、恐らく本当に自分のしたことの何が悪いか分かっていなかったのだと思います。


「もう無駄ですよ無駄。何も言うことないですよ俺は。語るだけ無駄ですもん。
あれだけ皆が考えて時間割いて何回も同じ事言ってくれたのに、何も改善してないですよね?
それでまた一緒にやろうなんてムシが良すぎますよ、改善しないのはもう仕方ないんですよ。
能力がないから。理解する能力がないから仕方ないんですよ。
何に対して謝っているか、何の説明もないですよね?ただ形だけ頭下げてるだけですよね?
これ一緒にやったら絶対また同じことになりますよ。だから何言われても自分は仲直りする気ないですよ。さようなら」

というニュアンスのことを言ったと思います。
何で年上にこんな事言わなきゃいけないんだ、と思ったのは鮮明に覚えています。
2年くらい付き合ってきて、色々良くしてくれた人にこういう事を言うのは嫌でしたが、仕方ないんですかね。

けじめをつけてもうツイッターもガンダムも辞めると言っていましたが、結局彼は両方とも辞めずに続けています。

それを見ると、自分があそこでああ言ったのは間違いではなかったのかと思いますが、何が正解かは今でもわかりません、というか自分の行動に全て確信を持てる人なんていないでしょう、いや確信は持てるかもしれませんがそれが本当に正しいのか、ジャッジを下してくれる人はどこにもいません、それこそ神にすがるしかないかも知れません。

彼の一番の問題は、全ての価値基準が“ガンダムの強さ”だったことでしょう。間違いなく。
集団の中で相対的に彼が強ければ、周囲が大人ばかりだったので何とかなったのかもしれません。
ただ、団子状態の実力の中だと、勝負事には必ずムラが出ますから、自分を律しきれる人、メンタルの強い人、勝負事について向き合えている人は目先の勝ち負けにパフォーマンスが左右されないので、実力は並んでいても勝つと思います。
別にガンダムが弱くても誰も彼を見限ったりはしないのに、意味のない自尊心とプライドのために悪手を指し続けてしまったことが問題でしょう。

何を言ったのかは書きませんが、たかがゲームごときの自尊心のために人の人格を否定するようなことを言うのは最低です。クズ野郎ですよ。

そういう性格だからガンダムも弱いんだよ、とまでは言いませんが、ある程度は関係しているでしょう。
目先の勝率のために雑魚狩りばかりして、強くなった気でいて、実際の自分と乖離してしまった結果が今の彼です。
結局ガンダムは辞められていないみたいなので、またどこかで僕らの悪口を言って銅プレ集団に取り入ったり、初心者狩りをしたりしてセコセコ階級を上げているのでしょうか。もしくは学んだことを生かせているのでしょうか。
どちらかはもう分かりませんが、約束を守れない人がどう見られるかという事は、まあ、基本的なことですね。


色々と酷いことをされて、「気にするなよ!」って笑って許せる人も確かにいます。
自分もそういう人の優しさに甘えて、今まで付き合っている人が何人かいます。

ただ、自分がそれを言える人間にはなれないのかな、と今回の一件で思いました。
今も許せない気持ちはあるし、これから許せるようになりたいとも思いません。
それがいい事なのか悪い事なのかは分かりませんが、きっと当分は許すことができないと思います。もしかしたら一生かも知れません。



 とりあえず自分は、腕のうまい下手に関わらず、今仲良くしている身内とはこれからもそう在れるように気をつけていきたいと思います。
いつもありがとうね。


P.S.鳥が好きださんへ
ただブログに今回のことを書きたかっただけなので、復縁する意思などは一切ないのでこれを読まれても連絡はいりません。 



俺と彼の未来に怒り以外のものがありますように、以上! 

2015年7月11日土曜日

格ゲーとガンダム


 食らってる最中、暇なので撮りました



最近になって、格ゲーをはじめた。
ガンダムに対してあまり身が入らなくなったので、何か対戦要素があるものを他にやってみようと思ったからだ。
北斗の拳をはじめてみた。ニコ厨御用達の。
クソ要素の押し付け合いというところがいい。攻めがシステム上強いところがいい。ガンダムに似た部分がある。
一応説明しておくと、北斗の拳はバグを利用した連続即死技が前提のゲームだ。
上手な相手にゲージがある状態で一回殴られたら、 画像のように死ぬまで殴られるのを覚悟しなければならない。
そしてコンボ中にゲージが回収できるので、次のラウンドも一度触られたら死んでしまう・・・という、一度押し込んだほうに追い風の吹くゲームだ。


だから、ぜんぜん勝てないけどね。8年だかそのくらい稼動しているゲームをいまさらノコノコ始めても勝てないのはわかっていたので、その辺は割り切っている。
弱いやつが弱いキャラを使うことほど見苦しいことはないと思うので、強キャラであるトキ一択でやっているが、それでも本当にどうにもならない。
あとコンボがとても難しい。すかしコンとかの比ではない。
降りナギ断迅が出せないので、ドリブルに行けない。マスターのNサブ横派生>Nサブ横派生は安定するが、そんなものは何の役にも立たないレベルだ。


 まぁそれはいい。格ゲーで勝てませんって愚痴を言いたいのではない。
ガンダムと格ゲーでは、同じ対戦ゲームであるにも関わらず、感じることが間逆なので面白いと重い、少し文章にしてみようと思った。


まず、格ゲーをはじめて驚いたのが、格ゲーだと負けてもイラつかないことだ。これは何でだろうか。
思い当たる点が二つある。

まず一つめは、自分の身の程が前もって分かっているからだ。

対戦ゲーでマトモに勝負の土俵に立つことがどれほど困難かは、既に分かっている。
そしてコンボの重要さを考えると、ドリブルが出来ないレベルで勝とうとするのは無謀なことだとわかっているから、負けても「まぁそうだろうな、即死にいけない分余計に読み勝たないといけないからな、それに相手のほうがたくさん読みの経験をしてるんだから、負けるわな」と思ってしまう。
決して負けて悔しくないわけではない。そして勝ちたくないわけでもないが、勝つために必要なものを手に入れずに勝とうとするほどバカな事はないと思う。
なので、今は負けてでも読み合いの経験を積むときだと思っている。

・・・ここまで書いてちょっと思ったが、俺のこの考えはガンダムで言うところの「負けてヘラヘラしている自称エンジョイ勢」と同じなのだろうか?
負けて機体が悪いとか、相手が悪いとか言い訳してヘラヘラしている奴らと同じように、対面の相手から見られているのだろか、と思う。
まあトキを使っているのだからキャラを言い訳にはできないけれど。
別にゲームなんだから自分が気持ちよくなれればいいじゃん、という意見もあるかも知れないけど、対戦ゲーなのだから、対面に人がいることを意識していきたい。勝負してくれることに感謝したい。
そして、対面の人に見苦しいと思われたくない、と思っている。自分が弱いなら尚更。

うーん、どうなんだろう。自分がどう見えるかってのは近いようですごい遠いところにあるね。

そして二つめ。これは皆わかると思うけど、格ゲーは全て自分の責任だということ。

格ゲーとガンダムの決定的な差だと思う。

ガンダムは余程レベルの差がない限り、自分ひとりの力で勝てるものではない
それは負けるときも全て自分が悪いわけではないということでもあるのだけれども、そこは人間である。
勝ったときは自分のおかげ、負けたときは味方のせいと考えがちだ。
負けたくない試合ならば、尚更。
いや、確かに味方が悪いときもある。味方の2倍働いても勝てないときはマジでイラつく。
カードを買って秋葉の初心者台に入ったことがあるが、俺は12連勝したにも関わらずイライラしていた。通信は一度も返さなかった。 こいつら脳ついてねーんだろうな、生きてて幸せだろうなとか思っていた。

ただ、多分そうじゃないこともある。全ての状況で最善を尽くせている試合なんて、今までに1度か2度あるかないかだと思う。いや、そんなことは今までに1度もなかったのかもしれない。
感情に流されて、見つめなければいけない事を取りこぼしてしまっていることもきっとあるんだろうな、と最近思う。

格ゲーだと、そういう部分の逃げ場がない。
キャラ性能や相性、レバーやボタンのせいにしなければ、後は全て自分の責任だ。
勝つのも負けるのも、すべて自分の取った行動の結果だ。
否応なく事実を突きつけられるから、受け止めざるを得ない。

自分が弱いと思っていることと、システムが決定的に違うこと。
どっちが大きいのかは、今は分からないけれども、シャッフルでジオングを使って負けたら相手のことを睨み付けていたあの頃よりも、勝負ということに向き合えていると思う。

その結果自分が強くなるのか弱くなるのか分からないけれど、こういうことをぼんやり考えている時間は嫌いではない。
3秒で終わる2ラウンド目の事を考えながら、ゆっくりと、こういう事を考える。
悪くない、と思う。

それだけの話です。



P.S. 誰か都内、埼玉、千葉で北斗の拳やってる方いたら稽古つけてください…

2015年5月11日月曜日

小諸そば 二枚冷やしたぬき、堕つ


非常に残念なことが起こった。

小諸そばの二枚冷やしたぬきそばが劣化したのだ。

「二枚冷やしたぬきの方~」と店員に呼ばれ、丼を受け取る。
ひと目見て、自分の目を疑った。
これを見てほしい。


わかるだろうか。
非常に残念なことだ。
別皿にて提供されていた揚げ玉と、徳利で出されていたそばつゆが無い・・・生姜しかない。

揚げ玉の量は完全に減っている。そばつゆの量も。
以前書いたが、小諸そばの二枚冷やしたぬきそばは、大量の揚げ玉を通してかけられたそばつゆが麺に絡むところに旨さがあった。
これでは、魅力は半減だ。

非常に残念だと思いながら、席に着く。
隣のサラリーマンも二枚冷やしたぬきを注文していたが、小皿には生姜しかなかった。
間違いではないらしい。
ショックだ。

割り箸を割って、そばを手繰る。
そばつゆが少ない。そして、いつもの小諸そばのつゆだ。
二枚冷やしたぬきでのみ得られていた高揚感がない。
いつものつゆ。湯で置きの麺。冷やしでもコシのない麺。

非常に残念だ。
ただ二倍に増えただけの麺をすする。感動がない。
あの油ぎったそばつゆが麺と一緒に口の中へ入ってくるときの興奮がないのだ。

悲しい。ただ悲しい。
麺が多い。悲しさも二倍になったかのようだ。
俺は、油ぎったたっぷりのそばつゆを、麺とともにすすりたかった。
しかし、今目の前にあるのは、味気ない立ち食いそば。
自分の気持ちをどこにぶつけていいのかわからない。

万物は流転する。元のままということはありえない。
仕方が無い。

諦めるしかないということは分かっている。
ただ、感情の面で納得できないのだ。
俺はどうしたらいいのか。

考えながら食べる。すぐに食べ終わる。
昼時の小諸そばだ。店内は混んでいる、長居してはいけない。

外に出る。綺麗な五月晴れの空。半袖の大学生、ワイシャツ姿のサラリーマン。
それでも俺の気持ちは、沈んだままだった。

360円のそばに、何を求めているのかと言われるかもしれない。
確かにこんな事はどうでもいい、くだらないことだ。

だがくだらないからこそ、変わってほしくなかった。

360円のそばの食べ方で、いちいち悩みたかった。
今日はそばが伸びてたとかどうでもいい事で、一喜一憂したかった。

それももう、叶うことはない。二枚冷やしたぬきのない小諸そばなんて、双子じゃないザ・たっちみたいなものだ。

ただもう一度くらい、小諸そばに行って、あの日のことは何かの間違いだったんじゃないかと、二枚冷やしたぬきを注文してしまいそうな自分がいる。 


それだけの話。

2015年3月3日火曜日

ガンダムEXVS マキシブースト マスターガンダムについて 備忘録



※2/5 誤字脱字の修正と加筆をちょっと行いました。


もう3月ですが、あけましておめでとうございます。

今回はアーケードゲーム、ガンダムEXVS マキシブーストについての話です。
興味のない方は申し訳ない。

マスターガンダムを使っている。
ずっと使っている。
エクバの天驚3が曲がらなくなったあたりからずっと使っている。
というか、それしか使えない。
BRは撃っても当たらない。俺のだけライフルが壊れてるんじゃないかと思う。
他の機体は本当に下手だ。サブカで初心者台に入って睨まれたことがある。マスターで入りなおして殺した。

ほぼ1択だ。
だから、1択でやっている人間に対して敵意を持っている。
勝てない言い訳に1択を使うなよ。それを選んだんだから、メタられようがキャラパワーで負けようが逃げるなよ。

地元にマイナー機体1択の奴がいる。そいつが嫌いだ。
身内に講釈を垂れているが、俺が入ると帰る。逃げる。イラつく。
下手糞が、純粋な勝負で勝てないからって、自己顕示欲を満たすために1択してんじゃねーよと思う。
勝てよ。強かったら1択でもいい。弱かったらただのオナニー野郎だ。
ただ埋もれたくないがためにマイナー機体でギャーギャー騒ぐのが一番カッコ悪いと思う。
下手な奴でもブリッツやドレノを使っていたら、俺は文句は言わない。

でもこれはほとんど言いがかりのようなものだ。
自分が機体をいろいろ使えて、いわゆる強機体を渡り歩くタイプのプレイヤーでも、こういう奴らには怒りを感じていただろう。
結局、 自分の心が狭量なだけというだけなのかもしれない。

なぜか最近になって、調子が上向いてきている。
ガチ固定に出してもそこそこ勝てるし、負けてもカッコがつかない負け方で負ける事は少ない。
大会でも、いいところまでいけた。
最近、勝率も7割に乗った。たぶんすぐ割るだろうけどね。

でも、未だに自信は無い。
ミラー戦になるといつもプレッシャーで嫌な汗をかくし、鯖やノルン、ストフリを見るたびにやりたくないなと思う。
しんどいな、と思いながらやっている。

今まで1万戦以上くらいマスターを使ってきたが、未だにそれは変わらない。

まあそれはいいんだけど、これだけやってきてマスターについて何か書くこともあまりなかったので、マスターの立ち回りで基本的なことをひととおり書いてみようと思う。
参考になるかはわからないけど、この逆風に立っている機体を使い続けている人のヒントになればと思います。
あとはまあ、昔おれってこんなこと考えてたんだなみたいな感じで・・・


・メイン


手から何か出る。弱スタン。
射程は案外長い。銃口補正も悪くない。高飛びも上昇が遅い機体なら発射時に射撃レンジにいれば取れるし、着地も取れる。
デフォルト2連射なので、弱スタン+弱スタンはダウンしてしまうはずなのだが、押しっぱなしで連射した場合は何故かダウンしない。

出した後はブーキャンしかできない
何も考えずに使うと困ることになる。覚醒してブンブン振ってくるやつに日和って打つとだいたい負ける。
相手の前ブー抑止に撒いたり、威嚇の意味で撒いたり、動かすときに撒いたりなんだかんだ1試合で50発くらい使ってるんじゃないかと思う。
何でか知らないけどビーム系の射撃では絶対消されない。ここ重要。
ゲロビを打たれたのを見てからメイン打てば止まる。
メインが届く距離でゲロビが見えたら(V2とかストフリは先出ししないと間に合わない)メインを必ず撒こう。
甘えたゲロビ野郎に鉄槌を叩き込め。
メインからだと横>横NNで強制ダウン。
 

・Nサブ


生命線その1。

横前N派生で回す。後派生で引っ張る。 
空中で見合っている場面で足が止まる武装を出すことを読んで出したり、バックブーを取ったり、高飛びの初動を取ったり、使う場面は多い。
基本的に今は後派生で引っ張らない。というか引っ張ってる暇がないのでヒット確認しないで当たってたら虹ステして横。
相手が下にいる時点で当てると空ぶることが多い。引っ張ってN格だと拾いやすいけど、それでも高確率でこぼれるので引っ張って虹したほうがいい。
ちなみに地対地で回してしまったら1.5回転にしたのを見てから前ステN格で拾える。
オバヒで回してしまったときはすぐに捨てたほうがいい。回して高度が上がってしまうとほぼ反確。
回している最中に左斜め前ブーNサブでもう一度拾えるが、使い道はほぼない。
15ダメージあるので体力ミリの相手には当てるだけで殺せることを覚えておきたい。根性補正で殺せなくても追い討ちスライディングでほぼ落ちる。
セットプレーについては後述。
 

・横サブ

時計の六時あたりから時計回りに一回転。
右側の相手には対応が遅れることを覚えておきたい。
振り向きBRをステップした後に最速で出してダウンを取ったりする。
受身不可なので、ブースト残量で負けていても当てればチャラ+セットプレーに移行できる。
正直他の機体のムチに比べると遅い。見てからでは間に合わないことが多いので早め早めに。

・Nサブ特格派生

ギャグマンガみたいな感じで蹴りの連打。
あんまり使わない。
オバヒをNサブで取ったはいいけど引っ張ったらすかしてしまう高度差のときにやるくらいか?
回すとほぼ反撃確定だし。
少し高度があれば出し切って最速前ステDF握り>N1段>DF最大で300くらい減る。

・格CS1

 手から何か出る。
弾速も誘導もそこそこだが、弾がでかいのでそこそこ当たる。
ビーム系の射撃を消す。これ重要。
足が止まるので何も考えず打つと状況が悪くなるので注意。
ちなみに格CS1は銃口補正が強烈なので、張り付かれている時のリバーサルにかなり有効。

・ 格CS2

手から何か出る。
発生も誘導も速度も、いろいろと中途半端。
ケッタが当たったときにくらいしか使わない。

・格CS3

手から何か出る。
弾速は遅いが、遅いゆえに生きることもある。
ほぼすべての射撃を消す。
言い換えればこれの後ろはほぼ安全ということ。
これを盾にしたり、相手を分断するために使ったりする。
格闘を振るレンジでこれを溜めてるとはほとんど思われないので、着キャンで横振って溜めてないですアピールしてからいきなり出していくのもあり。割と当たる。
ヘビアにはやりまくったほうがいい。

・N格


5段技。初段が2段技。
多分初段1段目のダウン値が1。
初段1段目からも各種サブ、前後特格にキャンセル可能。

壁際に飛ばす感じで横が入ったら横NN>N一段>フィンガーなんか面白いと思う。

恐らくマスターの格闘の中で発生が一番早い。
虹合戦になったときN格の存在を思い出せるかでかなり差が出る。
基本的にマスターが虹を踏んでいることが多いからね…

また、上下への吸い付きがかなり優秀。
高度差があるNサブも虹してNで拾えることが多い。
覚醒中だったら各種高飛びに追いつける。
素直に降りた方がいいか、振ってみたほうがいいかはよく観察しよう。

発生が速いので起き攻めに前格ステN格もあり。シャッフル狩りゲータイムアタックの生命線。

前派生はあまり使わない。ケッタやカウンターから前派生が現実的なところだと恐らく最大ダメージなので、それくらいか?

横派生はメインから使うくらい。どうしても早くダウンが欲しいときは横>N横で即ダウンもたまーに。

後派生はもはや語ることはない。賭けろ。

実は射撃派生もある。身内に教えてドヤってみよう。意味はあまりない。

・横格闘

マスターと言えばこれ。エクバ時代に多くの人間にトラウマを植え付けた。
そのため心象が非常に悪い。あれから5年以上経ってるんですけど…

安穏とBRを撃ってる奴らに恐怖を思い出させてやれ。
発生と判定は並レベルで、決して強くないが、伸びとスピード、動きの面で使いやすい
今さらですけど。

基本的に移動の代わりに使っている。
何が横格の移動の膨らみで避けられて、何が避けられないのか覚えておいた方がいい。
今の環境だとステップ踏んでる暇もないことが多々あるため…

最速だと通常時でも横出し切りから横が右ステで繋がる。
決めるとカッコいいけど外すとタダの馬鹿と認定される。カッコつけるという行為はいつだってカッコ悪さと背中合わせだ。俺たちはシンデレラボーイだ。言ってる意味わかるね?え?ん?わかるね?
はい、行ってよろしい。

前派生は軸がズレていて、なおかつ相手がこちらを見ているときに使っていく。
二人の視線を集めているということは相方がどフリーなわけで。 
覚醒中はほぼ間違いなくこぼれるので絶対NG。カッコ悪いぞ!

後派生はオバヒの時にやって、カットの弾が掴んだ相手に当たると即盾ができたりする。
横出し切りダウン追い打ちフィンガーとの二択。

・前格闘

通称スライディング。
生命線その2。ダウン値が少し高め。マスターの格闘の中では単発ダメージが一番高い。覚えておこう。ダウン追い討ちにはこれ。
モーション序盤で判定が縦に縮むので射撃をすり抜ける。それが全て。
これで抜けられないと固定では勝負にならない。
タイミングさえ合っていれば鞭やゲロビなど、大半のものは抜けられる。
バズーカはきついけど。
TXやニュー、DX、ユニコーンなどのリバサCSはタイミング含め、100%抜けられるように練習しておきたい。
学習能力のない馬鹿はリバサCS→前抜け横NNを繰り返すだけでゲームセット。
前抜けをリバサせず逃げる奴はNサブで捕まえる。恐怖を植え付けろ。
何度かやって脅かせば相手の安易な択の可能性が減るので、読み合いにも活きる。習得しろ。
ええか、絶対できないとか難しいとか言うんやないで!

・後格闘

カウンター。
発生がよろしくない。見てからカウンターだと間に合わないこともしばしばある。
成功すると「遅いわ!」と言うが、遅いのはお前だよと突っ込みたい。でも有用。

シャゲダンで相手をあったまらせてからの後格闘で場のボルテージは最高潮に達する。


冗談です。

シャゲダンはせずとも相手があったまっているという事を感じ取れたら使っていきたい。相手は更にあったまって雑になる。

ドルブやラゴゥ等、マスター側がカチ合い勝ち目のない格闘を持っている場合、基本リバサで降ってくるのでこれでわからせてやりたい。

起き攻めに使う場合は基本は見てから反応できないので何をするか決めていかないといけない。
例えばデスヘルだったらCS読みして虹横とか…

オバヒ時の択でもある。生当てを拒否してビーム始動で安く済ませたり、相手の覚醒抜けに一応やってみたり…
成功時の硬直がやたら長いのでオバヒで当てても追撃は確定じゃないので注意。読み合いになる。
なんかキャンセルする方法あるんですかね?あったら教えてください。

・N特格

手からなんか出る。通称ハエ。
基本適当に撒いても当たってくれない。
当たってくれる相手はどうせハエ無くても勝つでしょ。

たまに当たったとき、無理に追撃に行くと状況がよろしくないので、なるべく相方に取らせたい。コミュニケーションしよう。
自分が殴られてもダウンしない限りは消えないので、至近距離で6匹出すと強気に仕掛けられる。
タイマンのハエ1匹出し→盾とかみんなやってるよね。

・前特格

ダークネスフィンガー。4回まで追加入力できる。
まあこれも特に語ることないですね。
腕を前に出すモーションまでスーパーアーマーがつく。プレッシャー抜けは有名だが、ケッタの方がいいことも多々ある。要練習。
お互い空中でオバヒの時にスーパーアーマー頼ってぶっぱとか面白い。そんな場面ほとんどないけど。狙うなら要練習。

・後特格

ほとんど使わない。
ガン逃げ一点読みでジャンプ部分のみ→前フワNサブとか?外したら死ぬよ。
かち合ったらほぼ負けないので対マスターエピオンクアンタの時にたまに狙ってみる。
試合に勝った後にこれを入力して電影弾の状態でカメラに映るのを執拗に狙おう。

・N特射


生命線その3。
正式名称はケッタマシーン1号。2号はいない。
エクバのマスターとの最大の違いであり、最大の強化。
ダメージは高くない。
一般的に、腕より脚の方が強い力が出せるというのに、あんだけ蹴りを入れておいてダメージが高くないのはどういうことかと思うが、仮面ライダーも技の1号・力の2号だしその辺は仕方がない。大人として割り切っていきたい。


通称ケッタ。
食らうと非常に頭に来る。
なんかよくわかんない造形の奴が突っ込んで行ってぶつかると6回か7回蹴りを入れる。蹴りが終わると強よろけで放り出す。

長時間拘束+強よろけを持った神のアシスト。
こいつで盾を固めてからめくるとわかるが、ダウン値は初回の蹴りにのみかかる。ダウン値自体は前格闘と同じ。

必ず自分の前に出ることを覚えておきたい。
誘導は強いが弾速が大したことないので遠目で出してもあまり機能しない場面が多い。
これを適当に撒くと負ける。考えて使いたい。
基本的に格闘が選択肢に入る場面で出したい。近くで出せば出すほど強い。
X1のアシスト等と同じで、ステップを強要する形になるので有利に立てる。
また、銃口補正が無茶なまでにかかるので、自分とケッタで相手を挟む形に出すと180度旋回して蹴ってくれる。
拘束時間もかなり長いので、相打ちでこちらが何か貰ってしまっても起き上がって追撃が間に合う。
やはり牽制で当たった場合はなるべく相方に取らせること。
わざと甘い格闘でステ横誘ってケッタ、起き攻めの甘えた安定行動読んでケッタ、オバヒのじゃんけんでケッタ、盾の固めにケッタ、足止まる武装見てからケッタ、プレッシャー見てからケッタ、格闘の甘い繋ぎにケッタで割り込み、対応の間に合わない格闘にケッタ、初段ケッタ馬で拘束して敵相方へ などなど…
挙げればキリがない。それくらい役立つ場面も助けられる場面もある。
大切に使おう。
これを適当に使うやつに強い奴はいない。

・レバ特射

馬が突っ込んでいく。
耐久力が案外高いみたいで、核の中に突っ込んでも2秒くらい生きている…
ダメージは安いしケッタが優秀すぎるのでほぼ使い道はない。
ケッタからの追撃が間に合いそうにないorできそうにない時に。
あとは覚醒直前にアシストが2発残ってるからとりあえず両方出しとくかみたいな。

当たると打ち上がるが、受け身を見た瞬間にNサブが確定で取れることを覚えておきたい。

馬に限ったこと…いやマスターに限ったことではないが、持っているネタの多さが勝敗を左右する。
体力ミリのストフリをヒーヒー言いながら追いかけてる時に、あそこでアレが出来ていればもう終わってたなと思うことが多々ある。
後悔しないために、最善を常に尽くせるようにしていきたい。


・立ち回りについて

自分が脅かして相方に取らせるか、自分が殴って取るかのどちらか。
相方に取らせるつもりなら避けろ。避け続けろ。その代わりラインを上げさせろ。
ラインを上げさせても負担にならない動きを考えていきたい。
普通の30機体とは違った位置取りが必要になるので、その辺は声かけていきましょう。
機動力は高くても瞬発的なスピードがないので、相方が追われていて自分の方に逃げてくれないとフォローできないので・・・
ケツを追っかけている時間が長ければ長いほど不利。

基本的にはどうやって端に詰めていくか考える。そういうつもりであることも伝えること。

殴って取ろうとする場合はどうやったら殴れるかを考える。ただそれだけ。
基本的に、殴り方は3パターンになる。

・ブーストを使わせて殴る
・ブースト関係ないところで振り切って殴る
・ 起き攻め(セットプレー)で殴る

結局相互に絡み合っていることなので、個別に話すことでもないが、共通するのは相手の機体によってどこで息継ぎの着地ができるのかを考えておいたほうがいいということ。相手をよく見ること。
ノルンだったら後ろサブとか。見極められないとなぶり殺しにされる。
あとは相手が回避行動を取って高度を上げすぎた場合、追いかけずに下で待ったほうがいい。

振り切って殴るというのは、つまり寄って殴るということだ。
ただ、向こうのほうが早い。振り向きBRもある。ただ死ぬまで横虹しているわけにはいかない。
そこでスライディングが必要になる。1セットぶんのブーストで前に詰めながら回避ができる。相手が足の止まる武装をしたなら、なおさら。

甘えてゲロビしてきたらNサブ。間に合わなそうならメイン。密着していたらケッタ。この辺は反射の問題になる。

 足を組んだり、目が疲れている状態でやったり、反射の邪魔になる身体的な問題は排除するように。

以前、シャッフルの雑魚が一度ダウンするたびに手を離して指をブラブラさせる動作をしていた。当然弱かった。面白かったのでそいつばかり狙っていたのだが。
手を離していたら、目の前で確定的なミスをされたときに間に合わない。そういう奴は当然弱い。
なんか立ち回りがどうとか言っていたが、それは雑魚であるべくして雑魚なのであって、 哀れだった。
なかなか身体的な癖は自分では気付きにくい。 身内に見てもらおう。

そしてセットプレー。個人的にはこれとFドラに全てが懸かっていると思う。
転ばせたら、絶対に逃がさないこと。離れないこと。死ぬまで張り付き続けること。
そのためには、セットプレーの択をできるだけ多く持っていること、相手の心理を読むこと、相方がもう片方を足止めしてくれることの3つが重要になる。

セットプレーの択は
・前格でベタ張り(やりすぎるとバレる。固定ちゃんとやってる奴は対応してくる。一度通用しなかった相手には絶対何度もやらないこと)
・前格虹ケッタ(強い。高飛び以外にほぼ勝てる。)
・前虹→横(バックブー読み。雑魚とビビッた奴に。)
・カウンター
・ジャンプ→Nサブ(高飛び読み。固定だとこれが正解な場合が多い。暴れに負ける。)
・サーチ変えハエ前ブーメイン(ほぼ逃げを強要できる。相方が緑ロックのときね)
・なんもしないで前ブー(高飛びステキャン読み。下で待とう)
をよく使う。

ディレイスタンディングの場合は絶対負けるので必ず回避行動を取ること。

※2/5追記
起き上がりのモーションが出た瞬間にNジャンプして緑ロックでスライディングすると密着した状態で仕切りなおせるのでやりすぎなければ効果的かも…?
サーチ変えハエ6匹も足せば高飛びを封じて後ろブーに緑ロックのスライディングで取りにいけるので、多分強力です。高飛びステキャンされたら下で待とう。


この辺の読みは理屈でなく、相手の心理を読まないといけない場合が多い。
想像してみてほしい。

相手が勝ち気な奴で、何度も殴られていて、ダウンに張り付かれたら格闘振り返してくるでしょ?
自分よりプレートが圧倒的に高かったら、基本逃げようと思うでしょ?
マスターと近距離戦やるのが割に合わないって知ってる奴は高飛びステキャンで逃げるでしょ?

そういった相手の心理を読んで、セットプレーを決めていくのが、技術云々よりマスターでは大切なことだと思っている。
技術はセットプレーを後押しする材料に過ぎない。 

これが少数派の意見ということも、俺は知っている。でもそう思う。
相手の息吹を読むこと。そして相手の心理を読む精度を上げること。
それに尽きると思っている。
なので、相手から受け取れる情報は全て受け取るべきだと思う。

 PN、階級、機体。タッグ名。
ゲーム上のことだけじゃない。
服装、年齢、性別。土地柄。
受け取った上で、判断を下していく。

そしてゲーム中にも、相手は自分の心理を行動として伝えている。
こいつプレッシャー持ってる時の動きしてんな、とか、もうSドラ溜まってるからメイン撃たないんだな、てことは250以下か、とか考えたことあるでしょ?

それの延長線上の話だ。
対戦の機体は全て、人間が動かしている。もっとそこを考えていくべきだと思う。

極端な例だが、想像してみてほしい。
相手の機体が赤枠改で、PNに「@格闘ブンブン丸」とか入っているとする。
相手が格闘を振る自分にアイデンティティを感じている事は、容易に想像できる。
レンジに入ったら振ってくる。自分は振り合いが強いと思っている。
振られたら横サブ。起き上がりに張り付いてケッタ。馬鹿な奴はまだ振ろうとしてくるか、あったまる。
少し懸命な奴は、プレッシャーを狙ってくる。DFで抜けて殴るかケッタ。
Fドラが溜まる。やられた分やり返そうとしてドラ覚で横を振ってくる。付き合わずに逃げる・・・

極端な例だけど、想像できませんか?
そういったことの先に、読み合いはあると思います。別にセットプレーに限ったことではなく。

そういう考え方もあるか、と思ってくれた方は、この言葉がどういう意味なのか、自分で考えてもらいたいです。ブログの過去の記事にもこういった考え方に触れています。
自分なりに読み合いをステージアップする材料にしてもらえれば幸いです。
決め付けるのではなく、感じ取ろうとすることが重要だと思います。なんか急に口調とか変わって宗教みたいになってしまいましたが・・・

自分のスタンスとしては、そんなことを考えながらプレーしています。
技術的にはあまり参考になることはなかったと思います。期待はずれでしたら申し訳ないです。

口下手なので、何か説明が足りないところがありましたらコメントか、ツイッターで聞いてもらえると助かります。

そろそろ出会い厨の記事の続きを書きたいですね。

それでは、また!