2014年9月21日日曜日

2枚冷やしたぬきそばが好きだ

「週1で投稿したい」といっておいて、いきなり約束を破る形になった。

ブログは基本的にオナニーだ。したくないときもある。仕方ない(開き直り)

オナニーはオナニーなのだ。勝手にやればいいし、書きたいことを書けばいい。
文章が下手だろうと話がつまらなかろうと、関係ない。
ただ、インターネットにはオナティッシュが溢れかえっている。
他人にオナニーを見られたり、他人のオナニーを見たりしていることで、俺ももっと上手にオナニーしなきゃとか、ティッシュをその辺にほっぽり出すのは良くないんじゃないかとか、そういうくだらない事を考えてしまう。

他の人が俺のオナニーについて感想を言ってくれるから、ああ読んでくれる人のためにこういう話をした方がいいのかなとか、俺の趣味とかどうせみんな興味ないわなとか、そういう事を考えてしまっているから、だんだんとブログを書く気力もなくなってくる。
たぶん、そういうことだ。

だから、今日は何の意味も無いオナニーをしたいと思う。
見返すと本当に意味の無い文章だ。メンヘラもネカマも、怒りも無力さもない。何にもならない。
だがまあ、たまにはいいんじゃないか。


食い物のことなんか書くのは、高校生のときに書いた前略プロフィールのリアル以来だと思う。

俺は、そばが好きだ。
昼間から何の仕事してるのか良く分からない人たちが板わさとビールをやっているような蕎麦屋にも行くし、立ち食いそばにも行く。自分でも茹でる。
ちなみに家で食べるそばなら、どん兵衛の袋めんが好きだ。

立ち食いそばの中では俺は、立ち食いそばチェーン小諸そばの「二枚冷やしたぬきそば」が好きだ。それ以外のメニューは注文しない。
“二枚”とはすなわちそば二枚、つまり麺の量が二倍の冷やしたぬきそばだ。
それ以上でもそれ以下でもない。

だが、妙にうまいのだ。別に立ち食いそばのそばなんて、うまいまずいで食うものでもないと思うが、小諸そばの二枚冷やしたぬきそばだけはうまいと思う。
小諸そばの他のメニューはそうでもないのに。
不思議だ。

夕方5時とか中途半端な時間に、小諸そばの前を通りかかって食べてしまって後で後悔したこともあるし、二枚冷やしたぬきそばを食べるためにいつもより1時間早起きすることもある。
危険だ。何か薬物が入っているのかもしれない。

今はたしか、消費税が上がって360円。ふつうの冷やしたぬきは300円。
60円をプラスすることで、そばの量が2倍になるのだ。お得以外の何者でもない。

普通の冷やしたぬきそばはグレーで浅い器に入って出てくるのだけれど、 二枚冷やしたぬきは大きな水色の器に入って出てくる。

具は千切りの蒲鉾ときゅうり、揚げ玉。
揚げ玉は冷やしたぬきより多い。多くなった分の揚げ玉と生姜が別皿で提供される。
そば猪口にはたっぷりとつゆが入っている。

卓上にあるネギを多めに入れて、七味をかける。
追加の揚げ玉を最初から全部入れて、その上からそば猪口のつゆを全てかける。

俺はジャンクフードの旨さというのは、「油」に尽きると思っている。
大量の揚げ玉からかけられたそばつゆ。通常のそばと違って、油を帯びたそばつゆが麺に染みわたる。
そして二倍の麺を豪快に手繰って、すする。
ジャンクな風味とかすかな出汁の香りが、鼻に抜ける。うまい。
油を摂取する感覚を途切れさせないように、大量にある麺をひたすら運んでいく。

一気に食べる。蒲鉾もきゅうりも無視する。 そばと揚げ玉だけを、ひたすら食べ進む。

食べ終わったら一息ついて、水を飲んで、無視していた蒲鉾ときゅうりを片付ける。
やる気のない店員に小さく「ごちそうさま」と言って、席を立つ。
食券を買ってから店を出るまで、10分とかかっていないだろう。
それでいい。満足だ。

二枚冷やしたぬきそばが好きだ。

それだけの話でした。

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