2014年9月13日土曜日

出会い厨を真剣に考える 第1回 ネカマVS女 エクストリームバトル

こんにちは。

今日から色々やってみたかったことのうち、「出会い厨について真面目に取り組む」ということにチャレンジしてみたいと思う。

なかなかバカバカしいことに真面目に取り組むのは難しいことだと思う。
だが、多くの人が立ち止まって考えないことに立ち止まる事は、何か新たな発見をさせてくれるのではないかと思っている。

出会い厨。
具体的に言ったら色々あるが、 おそらく出会い厨が有名になったのはmixiの流行からだろう。
前略プロフィールの頃からいたと思うが、あれは“横のつながり”みたいな感じが大きく、純粋なネット経由100%のネットナンパとはまた違うなという記憶がある。
だいぶ前のことだから、違うかもしれない。
ツイッター経由の出会い厨もあるが、それはまた後日やることにして、クラシカルな手法である

プロフィール検索で女を捜す

メールを送る

メールでワチャワチャやって、実際に会う


というところについて、考えていきたい。

ところで、俺は嘘が嫌いだ。
やっぱり隠し事はよくないと思うし、俺も極力嘘をつかないように気をつけている。
だから、みんなも正直に答えて欲しい。

女にリプライとかメールとか送って返事が返ってこなかった経験のある奴、いるだろ。

正直にいこう。おそらく、かなりの強運の持ち主、もしくはジャニーズ事務所に入れるレベルの顔面の持ち主以外は、この経験があるんじゃないかと思う。
それは恥じることではない。むしろ、何故返ってこないのかをこれから考えていくのだ。

そのためにはまず、何をすればいいか。

女のことを知ること?
詐欺写メを研究すること?
綺麗な文章を書けるようになること?

このうちのどれも、有効なことではあるが、俺はこれらを最初にやってもそこまで効果は望めないと思う。

そうだな、もったいぶるのはやめよう。
まず最初に何をすればいいか。

それは、「ネカマになること」だ。

ふざけてない。俺はいつだって真面目だ。
「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」ということわざがある。まさにその通りで、出会い厨においてのゴールである、女性と出会うことを達成するためには、まず自分の敵である、他の男どもを知る必要があると思っている。

そして男から来るメールを見ていると、だんだんと出会い厨にも上手な奴と下手な奴、目を惹くメールとそうでないメールがわかってくる。
そして、上手な出会い厨を真似て、目を惹くメールを書けるようになればいい。違うか?

だからまず、ネカマになって、自分の立っているステージと、自分の戦わなければならない敵を知らなければならない。



なので、先日SNSでネカマをしてきた。


ただネカマをするだけだと芸がないというか、一人でやってると押しつぶされそうなので、「ネカマと本当の女の書く文章、どちらが出会い厨を惹きつけるのか」という建前でやっていこうかと思う。

舞台にしたSNSはナンネット。有料のサイトを除いたアダルト系SNSの中では、おそらく一番大きいのではないかと思う。
アダルト系SNSにはsexiやスナイパー等もあるが、あの辺は無能なガキお断り感が漂っている上に招待制なので、おそらくユーザーは多くないので、あまり読み物として面白くない。

というわけでナンネットだ。
ナンネットはユーザー数がメチャクチャ多い。それに伴いレベルが低い。毎日夏休みみたいな感じ。
みんな掲示板で下着置き逃げしたり、嫁の裸をアップロードしてたり、まあ割とフリーダムな感じのところだ。
フリーダムな感じのSNSに、欲求不満でヘタクソな男たち。
どれだけメールが来るのか。楽しみだ。


そう、さっき言ったが、これは一応対決という体なので、本当の女性にもプロフィールを書いてもらわねばならない。
そんなバカどこにいるんだと思ったが、知り合いのNちゃんが快く引き受けてくださった。
歳は橋本ちゃんと同い年の、22歳。
若いが、彼女もかなりネット暦が長い上に、女性であることを隠さず活動しているので、かなり男に絡まれている。

そんな女性と、ネカマの対決。楽しそうじゃないか。

ルールは

・お互いに同時刻にナンネットにアカウントを作り、48時間後に開票。
・単純に、男から来たメールの多いほうが勝利。
・写メや文章には一切の制限なし。いわゆるバーリトゥード(なんでもあり)。
・登録するアカウントの年齢、住所、URLも完全に自由。

というルールでやっていく。

まず俺からだ。





ゆきのですぅ!(野太い声)

・・・

レースクイーンの橋本雪乃が好きなんよね俺。それでハンドルネームも橋本雪乃からとったんだけど、ってそんなことはどうでもいい。

「どうだ、俺も偽ることができるんだ!」って気分かな。割とかわいく書けたんじゃないかと思っている。

少し解説をしていく。
これは俺の持論だが、「Sの男とMの男ではSの男の方が多いが、性的にこじれたり探求したりする人間の絶対数はMの男の方が間違いなく多い。」と思っている。
理由はここで書くと長くなるので、まぁ機会があったら。

なので、M男狙いのプロフィールを構成した。
 しかし見てもらえればわかると思うが、あまりコテコテのSではない。
これによって、ただ女と仲良くしたいだけの男や、「こんな小娘ワシを前にしたら2秒でSなんか撤回するでグヘヘ」みたいなオッサンや、ハプバー等に通う自称遊び人のにーちゃん(本当の遊び人はナンネットで女を調達しない)も見据えている。
マージャンで言えばリャンメン待ちだ。さぞ大量の男がメールしてくるだろう。

こういった勝負をするときも、こうやって戦術的なことを考えていくといい(何がいいんだ)。



そして対するNちゃんのプロフィール。




ほう。直球勝負か。
これは「女であること」を前面に打ち出した戦法で、割とスタンダードなように思える。

20代前半、低身長、ドM、メンヘラアピール、写メOK。
手堅く普通の男、自称ドSを取りに来る戦略か。



奇しくもお互いの「20代前半の欲求不満キャラ」がSとMに分かれてぶつかり合うという形になった。

本当は“30代半ばの欲求不満ドスケベ人妻” でいこうと思ったのだが、あまり大差がついて負けるとカッコ悪いなと思い、20代前半に逃げてしまった。
読み物として少し微妙になってしまったのは反省している。

果たして、ネカマ(俺)と本当の女子が書いたプロフィール、どちらに軍配が上がるのか。

48時間が経ち、お互いのメールボックスを開封する。

開票の結果は!






 749対513!!!


勝ったぞ、わーい!やったね、ゆきのちゃん!

…ぜんぜん嬉しくねえけど。

つーか3日でこんなメール来るのか…ただプロフィール作っただけやで…
やばいでしょこの世の中。
まぁでも、なんとなく出会い厨をしていくことの困難さみたいなものは、既に香ってきているのがわかると思う。 
これだけライバルがいるってことだからね。


あと、本当の女子でありながらネカマに負けたNちゃんは気の毒だが、強く生きていただきたい。
こんなくだらない事に付き合ってくれてありがとうと、この場で言っておく。
 
 今回の勝因を分析していくと

・プロフィールがゆきのは関東全域になっていたのに対し、ゆりは埼玉になっていたため、検索において差がついたと思われること
・持論どおり、アダルトSNSに来るような歪んだ人間はマゾが多いということ
・ゆきのはオヤジ趣味をプロフィールに出しており、より広い層を取り込もうとしていること

が勝負を分けたのではないかと思われる。

つまり、出会い厨をするときは絞られた募集に行ったほうがライバルは少ないってことね。

次回は、この大量のメールを読みながら、「上手な出会い厨と下手な出会い厨の違い」
というものを考察していこうと思います。

それでは、また次回お会いしましょう!

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